Aoki library<br> 江戸時代の官僚制

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江戸時代の官僚制

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250990502
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C3321

内容説明

家格や身分に縛られた武家社会は、流動性の低い静止的な社会だったのだろうか?武家の昇進やそれに伴う加増の実際を、幕府官僚制=「職」の創出過程として抽出し、動態的な歴史を描く。

目次

1章 大久保長安と大岡忠相(大久保長安;大岡忠相)
2章 「人」から「職」へ(出頭人政治の時代;代替りの軋轢)
3章 「職」の形成とその特質(「職」の形成;「職」形成の諸相;「職」と武士身分;幕藩官僚制の運用と人的再生産)
4章 17世紀中葉の幕府官僚たち(寛文4年の大名・旗本;寛文4年「職」の世界;昇進の諸相;家格の上昇)
終章 まとめにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フルボッコス代官

2
江戸時代において、武功派と吏僚派による政治主導から、将軍のもとでの官僚制へと移行していく過程が詳しく書かれ、職の昇進にかかわる経歴、旗本知行制などがわかりやすく書かれている。 また、大久保長安・大岡忠相の2人を代表的な官吏として取り上げ、その職務や経歴を官僚制との関わりの中で比較検討しているのは面白い。

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