内容説明
構造の二重化の視点で社会理論の統合をはかるギデンズが12のテーマを俎上に斬新な視角で展開する思考のプロセス。
目次
社会学者とは何をしている人か?
社会学の将来についての九つのテーゼ
社会科学と哲学―近年の社会理論における趨勢
構造主義・ポスト構造主義・文化の生産
体系的社会理論家としてのアーヴィン・ゴフマン
時間と社会的組織化
国民国家と暴力
社会理論とマクロ経済学の問題
オーラリからの脱却―E.P.トムスンの意識と歴史
革命なき理性?―ハーバマスの『コミュニケーション的行為の理論』〔ほか〕