内容説明
「国家‐国民」の関係に「社会‐個人」を組み込ませる社会化の試み―憲法研究会の私擬憲法、憲法政府案への生存権=受益権規定の挿入、新憲法体制としての社会党政権の出現、新官僚機構としての経済安定本部の構成などに帝国憲法下に培われた社会化志向の結実を見る。
目次
1 社会労働運動史と憲政史の接点
2 象徴天皇制の形成要因
3 憲法議会における牧野英一
4 憲法議会における「ワイマール・モデル」
5 憲法議会における受益権の挿入
6 片山=芦田内閣論
7 憲法理念から憲法政策へ
「国家‐国民」の関係に「社会‐個人」を組み込ませる社会化の試み―憲法研究会の私擬憲法、憲法政府案への生存権=受益権規定の挿入、新憲法体制としての社会党政権の出現、新官僚機構としての経済安定本部の構成などに帝国憲法下に培われた社会化志向の結実を見る。
1 社会労働運動史と憲政史の接点
2 象徴天皇制の形成要因
3 憲法議会における牧野英一
4 憲法議会における「ワイマール・モデル」
5 憲法議会における受益権の挿入
6 片山=芦田内閣論
7 憲法理念から憲法政策へ