内容説明
生活概念に基づきながら経済思想史をとらえ直し、経済思想・理論の再構成をめざす。アダム・スミスからレギュラシオン学派まで。
目次
序章 「生活経済」概念と思想史の再構成
第１章 アダム・スミスと生活経済思想
第２章 自由主義から社会改良へ
第３章 唯物史観と人間発達の経済学
第４章 ウェッブの産業民主制論とナショナル・ミニマム論
第５章 「人間生活の改良の道具」としての経済学
第６章 大恐慌から福祉国家へ
第７章 グラムシの「ヘグモニー」論と人間主体の形成
第８章 政府介入からルールへ
第９章 制度学派と「人間」の経済学
第１０章 エコロジーと生活経済学
第１１章 周辺部視座からの生活経済論
