内容説明
ソ連・東欧の大激動が提起した課題を受けとめ、民主主義とはなにか、社会主義とはなにかを根本から問い直し、日本の民主主義の現状をするどく考察した注目の書き下ろし。
目次
第1章 民主主義の問題状況と現代民主主義への視角
第2章 近代民主主義の思想原理―ロックとルソーを中心として
第3章 現代民主主義の思想原理―マルクスを中心として
第4章 現代民主主義の形成方向―グラムシを中心として
第5章 現代日本における民主主義の展開と課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
16
1990年初版。ソ連・東欧の社会主義が崩壊しつつある中でマルクス主義の立場から民主主義思想を考察しています。ロックやルソーの近代民主主義の歴史的意義と限界性、それが現代民主主義にどう受け継がれているかを考察しています。僕は民主主義は資本主義社会から未来社会へと受け継ぐべき重要な仕組みだと思っています。そして真に人間らしさが開花される社会には欠かせない自由と平等を担保する制度として民主主義も発展するでしょう。今日、民主主義とは何かを考察することは社会的要請です。本著はその意味でも参考になると思います。2016/11/15




