内容説明
世界史という学問の専門領域は何故ないのか!世界史学的方法の模索と提言。日本史・西洋史・東洋史の三分法、三研究室体制を超えて、国家・民族が相互浸透し複合しあい反発しあう場=第三世界を包み込む、主体的な世界史像の自主形成をめざす。
目次
第1編 歴史学研究と歴史教育の問題点(世界史認識をめぐる問題状況;世界史教育と教科書;教科書風世界史像をのりこえてゆくために;世界史の絵本を訳し終えて;『世界現代史』を読む)
第2編 「日東西三分法」の問題性(世界史のなかの「西洋史」;世界史のなかの「東アジア」;「外国史」でしかない世界史;西洋史演習のなかでの「日本史」イデオロギーの発見)
第3編 「日本史と世界史」から「自国史と世界史」まで(自国史と世界史;国際交流と世界認識;ブルガリアの自国史教科書に学ぶ;フィリピンの自国史教科書に学ぶ;「日本人、モウル人打まじり見せ出し申候」;近代ギリシア史を読み合わせて)
むすび「自国史と世界史」という課題について考える
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