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内容説明
ナチが荒れ狂っていた時代、ベルリン北方80キロの湿地帯に、女性と子どもだけが入れられていたラーフェンスブリュック強制収容所があった。この収容所の門を13万3000人がくぐり、9万2000人が飢餓、強制労働、病気、拷問、ガス室などで殺された。本書の語り手は、この「女たちの地獄」を体験し生還した一人のドイツ人女性である。ナチの残虐行為が横行するなかでも、子どもを守り、仲間をたすける様々な営みがあったことが生々しく語られている。
目次
第1章 追想
第2章 収容所の生活
第3章 手をつなぐ
第4章 野獣たち
第5章 想い出のクリスマス
第6章 解放の足おと
ラーフェンスブリュック強制収容所関係略年表



