内容説明
世界経済の大きな転換過程の最先端を疾走する現代日本。―その「強さ」と「したたかさ」の背後にひそむ矛盾に満ちた実態を、国際関係と日本経済の独自性・特殊性に留意しつつ、多角的に追究。
目次
序章 現代日本経済―激動のこの１０年
第１章 現代日本経済の動向とその特質
第２章 経済摩擦の激化と日本経済の国際化
第３章 金融構造の転換と財政危機
第４章 日本経済と資源・エネルギー
第５章 先端技術革新と産業構造の転換
第６章 行財政改革と公企業の民営化―国鉄の「分割・民営」化を中心に
第７硝 地域経済と地域開発の動向
第８章 現代日本の生活様式とその矛盾
第９章 経済大国と福祉小国
第１０章 食生活と食糧・農業問題
第１１章 雇用構造の変化と労働運動の課題
