内容説明
カリエスによる下半身麻痺で車いす生活者となりながらも、サリドマイドやスモンなどの薬害問題と取りくみ「社会薬学」という新しい学問分野をきりひらいた著者が、死を目前にした病床で書きおろした自らの波乱の生涯!
目次
第1章 カリエス発病
第2章 僕ら少国民
第3章 戦後復興のなかで
第4章 開拓、創作そして自由な高校生活
第5章 反戦自由にあこがれて
第6章 薬学を学びつくせ
第7章 「青い鳥」子ども会の10年
第8章 カリエス再発
第9章 大学院は研究機関である
第10章 新しい薬学をめざして
第11章 薬学と医学のあいだで
第12章 壊れたるこの身が役に立つという
第13章 翼折れ、爪剥がれても