内容説明
考古学の課題と可能性、そして未来への指針を提示。東北アジアとの関係、生産の基盤、社会集団の形成、祭祀、墓地の構造分析などをとおして描き出す弥生社会の実態と文化の様相。
目次
第4章 東アジアと弥生社会(東北アジアの農民化;遼寧青銅器文化と神権の形成;中華帝国と周辺地域における王権の成立)
第5章 生産の基盤(栽培植物種子からみた弥生時代農耕;弥生時代前半期の塩作り)
第6章 威信財と祭器(武器形祭器;銅鐸;弥生時代の鏡;装身具;弥生時代の農耕祭祀)
第7章 社会の構成(集落構成と社会;墓地の構造と階層社会の成立;墳丘墓と首長層の形成;弥生時代の親族構造)
第8章 東アジアからみた弥生時代
著者等紹介
甲元眞之[コウモトマサユキ]
1944年生まれ。熊本大学文学部附属永青文庫研究センター長
寺沢薫[テラサワカオル]
1950年生まれ。桜井市立纒向学研究センター設立準備顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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