内容説明
不安定化を増す時代それでも“つながり”を頼りに自らのアイデンティティを紡ぎ出す。新自由主義・グローバル化の中で、若者の移行過程が変容した「後期近代」。先行するヨーロッパの議論を踏まえ、5年にわたる聞き取りや、アンケート調査から、日本の若者たちの今を描く。
目次
第1部 「戦後日本型青年期」の形成とその解体・再編(戦後日本における“学校から仕事へ”の移行過程―その今日的意味)
第2部 ヨーロッパにおける移行過程の変容とその性格(後期近代と個人化;自己再帰性と行為主体;アイデンティティと共同性・コミュニティ ほか)
第3部 日本の若者たちの移行過程変容(二つの移行過程調査;量的調査での移行のパターン;質的調査での移行過程概要 ほか)
著者等紹介
乾彰夫[イヌイアキオ]
首都大学東京・東京都立大学教授。1950年、東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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