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コミュニケーションと関係の倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250207198
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3010

内容説明

心身とモラリティの危機から人間関係の再生へ。現代日本社会が抱える矛盾や不合理を、コミュニケーションの病理という視点から読み解き、その克服のための手がかりを示す。

目次

第1部 心身とモラリティの危機(変貌する「子どもの世界」と「社会的モラル」の形成;錯綜する身体―オウムの感性・身体と現代;子どもの心身とモラル―検討すべきいくつかの論点)
第2部 コミュニケーション的関係の再構築へ(危機のなかのコミュニケーションと心身;「人間の尊厳」と現代;コミュニケーションの病理と現代唯物論;「いのちの電話」と人格的コミュニケーション)

著者等紹介

種村完司[タネムラカンジ]
1946年名古屋市に生まれる。京都大学文学部および大学院博士課程を経て、鹿児島大学教育学部教授(2003年~06年鹿児島大学副学長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

21
2007年刊。哲学書。著者の問題意識は伝わってきた。人間は関係性なくして生きることは困難。社会的存在としての人間は現代社会の矛盾の中でどのように生きているのか考察されている。社会に適応できない人が問題なのか、それとも社会の側に問題があるのか。むしろ矛盾ある社会に不適応となってしまった人たちのほうが豊かではないのか。多くを考えさせられた。2020/07/25

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