「良識系」の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250204326
  • NDC分類 104
  • Cコード C3010

内容説明

東洋思想を基礎とした価値哲学の追究、哲学的価値論の視座からの環境・教養・教育問題への考察、また自らの学的足跡も記した論集。

目次

第1部 哲学的価値論への接近(近世儒学における「本来主義」からの脱却―伊藤仁斎と戴震の場合;「異定立(Heterothesis)」概念の唯物論的再生―リッケルトの見解を手掛りとして
唯物論と功利主義 ほか)
第2部 教養教育と教育問題(教養教育の復権のために;哲学の表現形態―特に教養に供されるその普及形態の問題;歴史教育の危険な潮流―いわゆる「自由主義史観」への批判 ほか)
第3部 総括と展望(対談・教養教育への期待;随想・志学回顧―我が十代の彷徨;退官挨拶・学問の将来 ほか)

著者等紹介

村瀬裕也[ムラセヒロヤ]
1937年中国東北地方に生まれる。現在、香川大学名誉教授。香川県労働者学習協議会会長。香川県国民教育研究所所長。社会福祉法人「なかまの里」理事長、他。専攻、倫理学・価値論・中国哲学史(近世儒学)・大学教育論
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