内容説明
人間にとって不可欠なものが揺らぎ、新たな様相を示すなかで家族、パートナー関係、ネット空間…さまざまな場から、親密な関係性とその機能を捉え直す。
目次
特集 親密圏のゆくえ(親密圏を根圏として脱構築する;若者の居場所と親密圏、生活世界―「動物化をめぐって」 ほか)
思想のフロンティア(ハンナ・アーレントはなぜ見直されているのか―その魅力と問題点;「エコロジカル・セルフ」と「リスク社会」―環境倫理学への社会学的反省)
レヴュー・エッセイ(「時間」への関心の高まり;グローバリズムとエコロジー―環境思想の対抗軸 ほか)
研究論文(唯物論と宗教の理論的非両立論の再検討;マルクス唯物論における“Stoffwechsel”(物質代謝、質料転換)概念の検討)
特別寄稿(人類生存のための新たな哲学に向かって―われわれの時代の哲学にとってのアメリカ独立宣言の意義)
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- 和書
- 系図に咲いた愛