内容説明
性虐待のサバイバーとともに回復への道を歩むパートナーたちのために。苦痛や怒り、直面する課題を語りあい、支えあい、乗り越えていく具体的・実践的で豊かなアイデアを提案。
目次
パートナーからのさまざまな質問（性虐待についての基礎知識；快復への同行者；私の要求と感情；危機を乗り越える；さらに性虐待について；親密さと話し合うこと；セックス；家族の課題；まとめ）
パートナーの物語
著者等紹介
デイヴィス，ローラ［デイヴィス，ローラ］［Ｄａｖｉｓ，Ｌａｕｒａ］
アメリカ合衆国で子どもへの性虐待からの回復についてのワークショップの案内役、進行役として広く知られている
麻鳥澄江［アサトリスミエ］
１９７０年から女性解放運動に参加。女性の情報を広げようと「ジョジョ企画」を１９８２年に設立。女性情報年間手帳や、カレンダー「姉妹たちよ・女の暦」、全国版の『女たちの便利帳』などの定期刊行をしている
鈴木隆文［スズキタカフミ］
弁護士。アライズ総合法律事務所所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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宵子
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性犯罪被害にあった配偶者／恋人を持っている人向けの本という珍しいアプローチの本。 一番大事なのは、その配偶者が怒り狂っていたりしても、それは恋人本人に対してではなく、過去の被害にとらわれているだけである。とはいえ、パートナーから見たら理不尽極まりないんだろうね。 そして、もう一つ大事なことは、配偶者が背負いすぎても共依存になるだけであり、ある程度距離を持ち、過去から脱出させる手助けをすることのだろう。 辛辣なこと言うけど、どんな被害にあおうと、結局立ち直れるのは自分自身にかかっているわけだし。2011/11/21
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