暴力の地平を超えて―歴史学からの挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250204128
  • NDC分類 204
  • Cコード C3022

内容説明

なぜ暴力を選択したのか。それはどのような意味をもったのか。歴史における暴力の実相を浮き彫りにし、暴力をふるう人びとの心性の解析を試みる。

目次

第1部 暴力を選択する人びと(日本中世の土一揆と村の暴力;人斬りの村―一九世紀集団暴力の心性;騒乱する人びとへの視線―近代日本の都市騒擾と政治運動)
第2部 他者との関係における暴力(自由党と自衛隊―秩父事件における民衆の暴力;無頼と倡義のあいだ―植民地化過程の暴力と朝鮮人「傭兵」;北アイルランド紛争を生きる―暴力とコミュニティ関係)
第3部 政治文化としての暴力(明末清初における暴力と正義の問題;反芻される暴力と自恃―困民党の時代を生きる須長漣造という歴史;暴力と公論―植民地朝鮮における民衆の暴力)

著者等紹介

須田努[スダツトム]
1959年生まれ。一橋大学講師。日本近代史・民衆思想史・民衆史

趙景達[チョキョンダル]
1954年生まれ。千葉大学文学部教授。朝鮮近代史

中嶋久人[ナカジマヒサト]
1960年生まれ。早稲田大学大学史資料センター嘱託。日本近代史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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陽香

1
200405202015/02/09

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