内容説明
なぜ、不平等な関係が続くの?平等を願っているはずなのに…。その謎を探るため、スウェーデン政府が大規模プロジェクトを推進。家事分担や家計のあり方などに潜む女と男の権力関係を、アンケート・インタビューで検証する。
目次
第1章 家庭における交渉
第2章 家事労働の分担
第3章 賃金労働と家事労働の分担
第4章 お金のコントロールと配分
第5章 不満、対立と解消
第6章 再交渉されるジェンダー契約―家父長制と平等の間で
著者等紹介
アーネ,ユーラン[アーネ,ユーラン][Ahrne,G¨oran]
ストックホルム大学社会学教授。スウェーデンで最初の「生活水準調査」に参加し、女性の家事労働と二重労働に関する報告書を発表した。国際比較の見地から社会階層と労働状況について、そして市民と行政当局の関係についての研究を行ってきた。近年、家族と他の組織における権力関係と社会相互関係についての研究に携わっている
ロマーン,クリスティーン[ロマーン,クリスティーン][Roman,Christine]
ウップサーラ大学社会学准教授。コンピューター関連業界・広告業界におけるジェンダー階層についての研究を1994年に博士論文として発表した。その後、労働生活・家族におけるジェンダー関係の継続性と変化に関する研究を行っている
ハンソン,友子[ハンソン,トモコ]
フリーランス通訳
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