近世民衆史の史料学

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250201042
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

内容説明

新たな光をあてるとき史料は自らを語り出す。該博な知識と柔軟な思考をもって史料を発掘し、緻密な史料批判に基づいて歴史像を再構成する。その学問方法を開示した待望の書。

目次

1 近世民衆の社会・政治思想研究の史料的基礎(支配階級側の史料;民衆側の諸史料)
2 近世史史料学のこころみ(「御改革訴訟」考;「水府松並評」小考;百姓一揆の史料学のために;「中古大黒舞」考;「藤原宗邇伝」小考;「栄西禅師帰朝宋人送別書画之幅」考)

著者等紹介

林基[ハヤシモトイ]
1914年東京に生まれる。1940年慶応義塾大学文学部国史学科卒業。元専修大学文学部教授。専攻日本近世史。主著に『享保と寛政』(国民の歴史16)文英堂、1971年『百姓一揆の伝統』正続、新評論、1955・71年
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