感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
8
織田信長は、母の胎内でいくさの声を聞いた。生まれては、いかなる刹那も戦い続けた。信長にとって、いくさ場はまさに揺りかご。すべてのことは、いくさから学んだ。信長は、まぎれもなく「いくさの子」であった。織田信長、幼名・吉法師。天下一の悪餓鬼が戦国の世を堂々傾きぬく!2017/02/08
kei@名古屋
8
第一話がこれということは史実に基づいた終わり方にするのかな?幼年期編堪能させて頂きます。2011/05/24
何事にも全力で
3
『原哲夫×織田信長』。これが面白くないわけがない。初の少年主人公ということで、原さん曰く「今の子供たちに読んでもらいたい」ということもあってか、とても読みやすいように感じた。けど、掲載誌的にその想いが子供たちに伝わることは…(苦笑)。全国のお父さん、ぜひお子さんにどうですか?2011/05/27
だまし売りNo
2
『いくさの子』の吉法師は天賦の才を持った戦争の申し子として描かれる。少年を集めて武器を工夫し、一対一では敵わない海賊や山賊を打ち破る。しかし、最大の才能は人を惹き付ける魅力と作中で分析されている。信長の戦術上の最大の業績は長篠の戦いにおける三段撃ちであるが、『いくさの子』では信長の独創とはしていない。既にヨーロッパで採用されている戦術という説を採る。優れた戦術を採用する柔軟性こそが信長の強みである。2019/03/24
及川まゆみ
2
本能寺にで。「敦盛」じゃないんだ(笑)。「風流踊り」なんだ。こういう解釈面白いなぁ~。2012/10/27