出版社内容情報
宇宙暦8世紀末──銀河帝国と自由惑星同盟とに分かれて長い抗争をくりひろげてきた人類の歴史は、ふたりの英雄の出現によって大きな転機を迎えようとしていた。帝国軍の若き天才・ラインハルト。そして同盟軍の不敗の将ヤン・ウェンリー。両者の対決の行方は……!? 男たちの熱き戦いを描く壮大なスペースロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
31
2017年306冊め。再読。「あまりにもオフレッサーすぎる」という謎表現をその昔読友と使っていたなと思い出す。スタジアムの虐殺。2017/08/24
くたくた
21
再読企画《銀英伝》準備体操。銀英伝かの有名な台詞「きさらまの屍体を鍋に放りこんでフリカッセを大量に作ってやるぞ」オフレッサー攻略。ボリス・コーネフ登場。ちょっといい男過ぎるかな。ヤン艦隊はいろいろとがんばってる。戦いたくもない同士討ち。ヤンの、司令官席の机の上であぐらスタイルはこのあたりから。スタジアムの虐殺。ジェシカ・エドワーズ惨殺される。
ヤギ郎
9
シリーズ第8巻。自由惑星同盟では救国軍事会議によるクーデターが勃発。ヤンたちは仕方なくクーデターの鎮圧に動き出す。作戦前に昼寝をしたり、いい情報が入ると踊ったり、ヤンは限りある自由を謳歌する。2020/11/22
扉のこちら側
2
2001年に初読。2010/01/22
marutin
1
オフレッサーの最期からスタジアムの虐殺まで。やばい。最後のジェシカのモノローグで泣きそうになった。彼女にとってはあの頃が、学生時代にヤンとラップと一緒に過ごしたあの頃が、人生で一番輝いていた時なんだね。誰にでもある青春時代。でもこういう形でジェシカの生が終わりを告げたのかと思うと、もうなんだか切なすぎる。彼女には物語の最後まで生き残ってもらいたかった。2012/01/08