出版社内容情報
成層圏上層より飛来する巨大飛行生命体・天翔体。
その圧倒的な能力に人類は抗う事ができない…。
人類の希望は”火球の子”と呼ばれる特殊能力を持った子供達に委ねられる。
異形の男性・ダンクと天翔体をも欺くステルス能力を持つ少女・忍。
幾度もの危機を乗り越え二人の間には確かな絆が芽生えていく。
月に隠された恐るべき能力を使い、人類を地球に封じようとする天主。
二つに分かれた月から延びる「網」が閉じたとき、
人類の宇宙への道も閉ざされる!
敵の中枢に直接攻撃を仕掛けるべく重力カタパルトを起動する”反撃の狼煙”。
発射地点に待ち受けていた大量の天翔体を排除したのは、
これまで非協力的だった各国の軍隊だった。
大人たちの協力を得て、天主の居る宮殿へと次々と飛び出すIOSSの戦闘機。
しかしそこには”火球の子”の能力に対抗する新戦力が待ち構えていた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
7
戦闘機と飛翔体だけでなく人型端末も登場し、近接戦闘もあるなど見応えある対決ばかり。最終刊かと思っていたけど、これまでと比べても長いエピソードになってきており、敵味方ともギリギリの総力戦という最終決戦感が伝わってきて、実際ハラハラした場面もあり、続きが気になる。忍ちゃんとダンクも次巻は直接対決になりそうだし、楽しみにしたい。2023/12/17
北白川にゃんこ
5
まだ終わりじゃないぞよ2024/04/20
たこい☆きよし
1
オーバーテクノロジーでの対決が続く。ただ、ステルス能力が存在の確率そのものをゼロにする能力だったとか、予知能力が多世界の可能性を選択する能力だったとか、そういう説明がしっくりくるので、整合性が感じられて反則感なく楽しめる。とは言え、この予知能力の描写、『超人ロック 風の抱擁』のアレと同じ…。改めて聖悠紀のアイデア発想力に想いを致すなど。2024/11/17
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