出版社内容情報
真の【救済】とは何か…?
時代を超越した大作ファンタジー巨編
堂々の【完結】
19世紀の大英帝国ロンドン。
街の片隅にあるブレイロック骨董店には
【魔女が待つ店】という別名がある。
訪れるのは不死を望む者たち。
骨董店の奥で待つのは…
店主ブレイロックと少女リラ。
リラは【人類最初の魔女】
哀れな死ねない怪物たちに
“死”という救済を与えるための
切ない闘いは続いていく…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
£‥±±
5
雑誌がWebに移行し、連載が不定期になりながらも漸く完結。 ただ、駆け足でコマ割りが小さい頁が多いのでわかり難くなっている。 ただ、人類開闢から平行して存在していたもう一つの生命体の話と、華麗な少女マンガ的キャラと容赦ない異形描写のハイブリッドな絵柄がとても気に入っていた。 表紙を外すと現れる記念写真数枚には結構込められた意味が濃いので最後にご覧になる事をお薦めする。 主人公が改心する漫画。 もっと巻数を掛けさせて上げたかった。2023/03/14
郷里
3
完結した!ずいぶん長くかかったけど、終わりを見届けられて良かった。理解が追いつかない部分もあるが、不死の異形に対して「救済は死だけではない」という答えを示す物語の帰結にはグッときた。赦し赦される者がいる一方で、怒りを捨てきれない者もいる…それもいい。ベルタとカウンテスの最期と、「ナンシーはいた いろんな時代 いろんな場所に」がすごく好きだ。カバー裏の絵も。2023/03/25
蝉、ミーン ミーン 眠ス
2
本編の結末もさることながらカバー裏の写真がグッとくる。2023/03/13