出版社内容情報
同ジャンルにおける読者の支持は圧倒的なものがあります。さらに描き下ろしのおまけを充実させコミックスの付加価値を高めます。ときは第二次世界大戦、ソ連とドイツの戦いのなか、ロシアの魔女ワーシェンカとお目付けナージャのコンビがあっちをうろうろ、こっちをうろうろと転戦する。お化けと戦争が交錯するローリングストーンな変てこ戦記が完全版として復活!
速水螺旋人[ハヤミラセンジン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
venturingbeyond
21
1巻に続いて、あっという間に読了。ナージャとワーシェンカの大活劇も、全21話で大団円。ペレストロイカ版のあとがきまで、隅から隅まで味わい尽くせる素晴らしい作品です。未読の皆様、ぜひ手にとってご堪能ください。2023/12/03
kei-zu
16
三つ首龍! イリヤ・ムーロメツ! ゴーレム! 錚々たる怪異との出会いを経て、2人はとうとうベルリンへ。だが、そこで思わぬ事態が。 戦場の凄惨な事態を可愛らしい絵柄でオフビートに展開させる物語もいよいよ大詰め。 ミリタリーに疎い私でも、楽しく読むことができました。2022/02/10
北白川にゃんこ
6
ロシアには妖怪が住んでいる。まあいっぱい住んでいる。共産主義?なんですかなそれは2023/12/27
1959のコールマン
5
☆5。以前出た単行本の改訂版。サイズがちっさくなった分、イラストコラムが老眼にはきつい・・・。帯に「ただし字が小さいので虫メガネで読んでね」だと~~~。分かっているんかい! 内容はいつもの速水螺旋人さん。2019/04/08
Sleipnirie
5
ドイツとソ連がやり合う大祖国戦争の時代、ソ連兵となった魔女の娘ワーシェンカとお目付け役の女性少尉ナージャがベルリンに到着するまでの物語。今回も旅の道中、いろんなロシアの伝承上の妖精・聖者に出会ったり戦ったり、ナージャのキス案件があったり。ベルリンの巨竜退治の話は今まで出会った者たちが登場して皆で倒すという熱い展開。各話のあとに載ってる作者のイラストコラム(文字がとても細かい)は明治時代の格好・米事情、ヨーロッパの軍隊について、パンについて、酒など嗜好品についての歴史。2019/03/14