出版社内容情報
ギターと音楽とライアーバード。人生に必要なのはこの3つ、と頑なに決めて生きるヨタカの人生を揺るがす天才少女に出会う…!京都の音楽喫茶『ライアーバード』で働く、ギターを愛する青年・ヨタカ。彼が人生で大切にしているものは3つ。ギターと音楽と、ライアーバード。人を寄せ付けずかたくなな態度で生きるヨタカの前に、ある日突然天真爛漫な少女・コトが現れた。ヨタカが何度やっても再現できないギターの音を、コトは一度聞いただけで演奏してみせるのだった…。正反対の二人を描く、音楽とヒューマンドラマ!1、2巻同時発売!
脇田茜[ワキタアカネ]
2012年冬、第12回龍神賞・銀龍賞を受賞しデビューする。受賞作は「コピー」。2014年、「『猫がいない』短編集凪を探して」を刊行。京都府在住。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
祐樹一依
2
【○+】絶対音感ぽい能力を持った人は案外多くて、でも純正絶対音感、みたいな人は稀らしい。音の色にもっと厚みがあればもっといいと思った。まるい音と重たいボソボソとした音と華やかな音、そして。2024/09/02
読生
2
素直の表し方の違いかもしれないね。 素直にしか生きられない人と、素直を表さないのがある意味素直な人と。 でも、音を通してしまえば全部見えてしまう。 見えてないつもりのものまで見えてしまう。 それを含めて素直に表現されて、ぶつけられて。 でも見えてることに気づいてないから戸惑う。 知っていてわかっているのに伝わらない。 もどかしいだろうな。2024/03/10
shonborism
1
これからどう展開してくのかな?2016/10/16
ゴロウ
1
あざやかでまぶしい音の表現も、ふたりのぎこちなさも、すべていとおしい。2016/10/13
ソニー
0
音楽をする身からすると、どんなに上手くてもステージで手抜きは許せない。失礼過ぎる。話しとして、このままの筈はないだろうし、どうなるのか興味がある。 この難儀なメガネとトンデモな才能の持ち主がどんな音楽を紡いで行くのだろうか。2017/05/23