リュウコミックス<br> ぼくらのへんたい 〈10〉

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リュウコミックス
ぼくらのへんたい 〈10〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 159p
  • 商品コード 9784199505003
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

3人の【女装男子】の成長物語。傷つきながらも光を求めて懸命に一歩ずつ前へ進んできた少年たち……感動のクライマックス!!!

主人公は…女装癖のある3人の少年。女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりに女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマがきっかけの、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになり「男の娘×男の娘×男の娘」の三角関係が生まれる…。完結巻となる10巻では…3人それぞれの成長物語の結末が見事に語られていく。蛹が蝶となって【変態】していくように…少年たちもまた翔び立っていく――…。

【著者紹介】
1982年8月18日生まれ。しし座O型。2006年、4コママンガ『ふんだりけったり』で第11回「Kiss」ショートマンガ大賞・佳作を受賞してデビュー。「COMICリュウ」2011年3月号掲載『女の穴』でストーリーマンガデビュー。2011年9月に刊行された処女コミックス『女の穴』(徳間書店)は各方面で大反響を呼び、2014年に実写映画化された。「COMICリュウ」2012年5月号より『ぼくらのへんたい』連載開始。現在も好評連載中。他のコミックスに実写映画原作でもある『恋につきもの』(徳間書店)『さきくさの咲く頃』(太田出版)『そらいろのカニ』(幻冬舎コミックス)『めめんと森』(祥伝社)『さくらの園』(秋田書店)『人工精霊タルパちゃん』『ふんだりけったり』(共に講談社)『神主さんと僕の彼女』(集英社)がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

29
ラスト泣いたやんかぁもぉ~(;´༎ຶ۝༎ຶ`) みんな色々あったけど、仲間や、大切な人たちに出会えてこれからも生きていけて、良かった。良かったよ…(;´༎ຶ۝༎ຶ`)2020/10/26

ナコち

8
ヘンタイである自分を受け入れた巻。当初の鬱屈とした様相は微塵もなく、終始ラブコメ展開で進む。何も特別なものはなく、好きな自分でいて、好きな相手に想いを寄せる物語。トモちの貫徹したまりかへの想いは素敵。三者三様の変態を通して知るには掘り下げが足らず、まりかを主軸にしても葛藤が、苦悩が少ない。構成の路線変更があったのか、ブレは修正に至らなかったのか。唯、三人の繋がりが切れることなく続いている事に救いがある。三人にとっての宝がそこにはある。2016/03/24

チョコろん

5
ハッピーエンド。最初に1巻読んだ時、正直言うとラストで誰かしら死ぬと思ってた。それぐらい不穏で救いようのない空気が流れていたところからの、この大団円の着地は見事としか言いようがない。でも、北上高校での女装コンテストに出るのは、まりか違うよー。女の子な人は"女装"なんてしないもの。それもあったから男子校への進路にならないかハラハラした。智が男前で、彼が居たからこそカムアウトできたんだろうなと実感できる結末だった。末永く幸せでいてほしい。亮介と蜂谷はやり直せそうだったけど、エピローグ見るとそうでもないのかな。2016/03/27

祐樹一依

4
【○+】作者のあとがきを読んで得心がいった。冒頭しばらくはどんどん暗い話になっていくのではと心配だったが、例えば本書の表紙のカラーが一目瞭然で、前向きなトーンになっていくのでそれだけで安堵したものです。きちんと青春の段階を踏んで、でも「普通」の人から見ればあきらかにおかしい、でも本人たちからすれば「おかしい」ことではない。ノーマルとアブノーマル、ニューノーマルの境界線は人の世代を追うごとに変わっていく。そんな一端を感じさせました。2022/12/27

しば

4
予想していたよりもハッピーエンドで安心した…。どうやって平和にもっていくのかな?と思っていたもので。2016/06/19

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