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内容説明
シャアを慕い、ネオ・ジオンへと身を寄せたクェスはサイコミュを搭載したヤクト・ドーガで、ロンド・ベルの前に立ちはだかる。そしてアクシズを地球へと落とすシャアは、サザビーでアムロのνガンダムとの最終決戦に挑む!星野之宣のイラストも見どころのオリジナル版文庫シリーズ、遂に完結。
著者等紹介
富野由悠季[トミノヨシユキ]
1941年11月5日、神奈川県小田原に生まれる。日本大学芸術学部卒業。1964年虫プロに入社し「鉄腕アトム」の脚本、演出を担当。以後、フリーとなり「海のトリトン」「ラ・セーヌの星」等の監督をつとめ1979年「機動戦士ガンダム」の原作・監督で注目をあびる。アニメ以外でも小説家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
7
たしかにNT はオカルト化してるんだけど、ここでサイコフレームが出て来た時点で、あの路線が確定した、、と言えなくもない。映画と話が違うのは、こっちじゃなくて角川のほうなんだな。。。2019/01/04
カール
3
最終巻も兼ねて映画通り。気が付いた映画版との違いは台詞回しに若干の違いや小説オリジナルキャラの場面が少しあったり、クェスの機体がヤクト・ドーガになっている。アクシズを押し返す場面でギラ・ドーガが来ない……等々。やはり映画版の方が台詞も洗礼されていて、見応えもあるのであえてハイストリーマー版を読む意味は無い。ただ、やっぱりこのアニメ版とは似つかないメカやキャラ絵の挿絵は好き。出来上がってしまったガンダム像やありきたりなSFマシーンではなく、何でもありで自由なデザインの∀チックなメカ絵って控えめにいって最高。2019/03/07
ryuetto
3
今更、富野のだめなところをあげつらってもしょうがないとは思うものの・・・。「逆シャア」を読むと、どうしてもひっかかるのが、クェス・パラヤの奇怪な言動で、何をどう考えて、こんなセリフになるのか、読んでいるこちらには、さっぱりわからない。小説なんだから、キャラの内面を丁寧に描写してくれてもいいと思うんだが、それもないし・・・。 何とか理解しようと思って、一生懸命考えているんだが、クェスに関しては特に、全体的に意味不明の言動が多すぎて、これを分かれという方が無理でしょ・・・と愚痴をこぼしたくはなった。2014/03/04
Kemmel
2
アニメージュ連載版の「逆襲のシャア」ノベライズの最終巻。 物語はほぼ映画版に準じて進み、サイコフレームの"光"をキーにしたクライマックスへと進む。 映画版を見ているのならほぼ映像補完が入るはず...。 ラストがちょっと足早でシャアとアムロの対決が短めなのは残念なのだが...。 地球を救おうとする人々の心の動きは、小説版ならではの感傷をあたえられる一作。2012/12/23
小林ミノリ
1
通称「逆シャア」の小説版完結編、映画に準拠したストーリー展開をしつつ映像化しきれなかった細部の人物描写が光ります、最後のサイコフレームの件は胸アツですわ。