徳間文庫カレッジ
息の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070556
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

呼吸を会得する者は健康を手に入れられる! 五木寛之と玄侑宗久による「息」にまつわる知見を楽しめる発見シリーズ第3弾!

生命の維持において、もっとも重要な位置づけとなる「呼吸」。息をすることは生きること。長生きとは長息である。呼吸をコントロールし、身体を活き活きとさせる方法を探る刺激的な問答。ブッダの教えからはじまり、禅が発展させた「息」にまつわるノウハウをふたりの作家が語らう。さまざまな健康法や呼吸法を考察・実践してきた五木寛之の発見とは何か? 健康な生活をおくるためのヒントが、知的かつ大胆な対談のなかに詰まっている!!

【著者紹介】
1932年、福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり戦後引き揚げる。早稲田大学ロシア文学科中退。66年、『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年、『青春の門』筑豊篇ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。ほか、代表作に『戒厳令の夜』『風の王国』などがある。近年は仏教に深い関心を寄せ、『百寺巡礼』『大河の一滴』、長編『親鸞』など、著書多数。

内容説明

息を操るひとは、なぜ元気なのか?養生法と禅的生活の大家がいのちと息の不思議に迫る。衝撃の呼吸革命の書!

目次

第1章 息の力
第2章 ブッダの息の教え
第3章 いのちをあやつる息のふしぎ
第4章 東洋の息、西洋の息
第5章 禅的呼吸法へのいざない
第6章 食と健康と呼吸法
第7章 呼吸革命への道

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり戦後引き揚げる。早稲田大学ロシア文学科中退。66年、『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年、『青春の門』筑豊篇ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞

玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。さまざまな経験と職歴を経たあとに、27歳で天龍寺専門道場に入門。2001年、「中陰の花」で芥川賞を受賞。07年、柳澤桂子氏との往復書簡『般若心経いのちの対話』で文藝春秋読者賞を受賞。小説のほか、仏教や禅にまつわるエッセイや対談本も多い。08年より福聚寺第35世住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みむら しんじ

1
「息を吸うときには、息を吸っている自分に気づこう。吐いている時には、吐いている自分に気づこう。歓びを感じながら息をしよう。心を感じつつ、心を静めて呼吸しよう。心を安定させ、心を自由にとき放つように息をしよう。自己を手放すことを意識しつつ呼吸しよう」。ブッダの呼吸に対する言葉をこの本の最後にサラッと紹介されている。そんな呼吸に関する深い話をとても期待したが叶わなかった。禅の考え方や歴史的な禅師のエキスは感じ取れるが、それなりの対談本に終わっていることは残念に感じます。何度も止めかけながら遂に読了。2016/10/10

すうさん

1
気になっていた本だが、文庫になって購入した。呼吸法がこんなに大事なものだとは知らなかった。五木寛之の健康法を書いた「養生法」と玄侑宗久の「禅的生活」をミックスするとこんな話になるのですね。まさに呼吸革命である。痩せるための何とかブレスが一時期流行したが、これはもっと深いところに触れる、まさに「いのち」の話であると思う。この本を読んですぐに呼吸法を変えたり、座禅や瞑想ができたりまたお経をリズミカルに唱えることはできないが、自分の生き方に対してある種の「意識」を植え付けてくれた。まさに「発見」した!である。2016/03/30

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