内容説明
お金があって、権力があるから隠されてきた。キリスト教の裏世界の真実を知ったら、あなたは「こんな宗教は要らない」ときっと思うはず!全てのものには、善と悪、光と陰の部分がある。これまで、光の部分ばかりが強調されてきたキリスト教の陰の部分、闇の部分を赤裸々に暴く。
目次
1 言ってほしくなかった教皇の発言
2 知られたくなかった宗教改革の実態
3 見られたくなかった知性に対する暴力
4 ふれられたくなかった性的醜聞
5 正当性を疑われたくなかった侵略の歴史
6 見逃してほしかった教義の矛盾
7 隠しておきたかった原理主義者の実態
8 きれいごとにしたかったアジア戦略
9 闇に葬りたかった重大犯罪
10 明るみに出したくなかった真実の正体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南註亭
7
あるエピソードを確認するためにページを開いたのですが、1ページに1つのエピソードコラム集なので通読してしまいました。これで4度目くらいです(苦笑)。事典というか索引がわりにしているので付箋だらけの1冊です。2012/07/14
tieckP(ティークP)
2
かなり表現にトゲはある。ただ、これに載っていることはおおよそ事実である。この本をキリスト教の知識が少ない人に読ませるのは、一面だけを捉えすぎるからお勧めしないけれど、この本が「キリスト教の良い面ばかり強調する本」に対する極論だと理解した上で、他の宗教と同じ評価まで引き戻すために読む分には悪い本では無いと思った。意外と面白いのは、場当たり的にどこも叩いてるせいで、ある部分では教義そのものを叩きながら、別の部分では聖書の教義と違う振る舞いをする教会の体制を叩いたりしていること。これぞソフィストという感じ。2012/09/28
南註亭
2
軽めの本だが、詳しいことを知りたくなったらネットなどで検索してみるとか。200のコラムは、新旧キリスト教のさまざまな「事件」を教えてくれる。 オススメ度 ☆☆☆★ 3.5。事典とか一種の索引がわりには便利です。2008/06/10
Wakamatsu
0
数年前に買ったものを放置していたので、読んでみました。 キリスト教について、ほぼ何も知らないので、ほうほうナルホドと 思うことは多々ありました。短いコラムの読み切りでするすると読めます。 しかしながら、タイトル通り、キリスト教の不名誉な事実がズラズラと列挙されております。気分的には週刊誌を読んでいるようなかんじ。 時折、疑いながら読んでいました。2013/03/20