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内容説明
少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前?誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある?これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二―時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ…」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか?小説版『多重人格探偵サイコ』三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で掲載された幻の第一作、初の文庫化。
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
1958年、東京都生まれ。作家・まんが原作者・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tenma
2
終りが中途半端過ぎて、「だから、何?」って感じ。▼シュタゲ程ではないにせよ、他の作品を読むことが前提になってるって可笑しい。それも手に入り辛い本。でも、まあ、読まないだろうなぁ。。。2012/11/07
山羊
1
・連載時のタイトルは「サイコキューブ」ロリータ℃名義でCDも発売されいる2008/05/20
雨間@葛切
0
サイコって何だ?頭がおかしい話が延々と続く。他の著書を読まないと理解できない部分があるのも確か。でも無駄に起承転結と文章の書き方だけ勉強した本よりよほど面白い。満足した。2016/11/30
やますけ
0
運動すること
akiu
0
大塚さんらしい、何かを語っているようでいて何も語っていない、雰囲気小説。登場人物的には、摩陀羅とサイコがコラボしてるけどそれはどうでもいい感じ。投げっぱなしで変な終わり方をするところも懐かしいやら恥ずかしいやら。こういうのにハマっていた時期が、私にもありました。2013/12/12