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内容説明
ニュータイプ―その存在は、少女・クェスにとって、欺瞞に満ちた人間たちを浄化する『力』であり、憧れの対象であった。インドでの放浪から連れもどされたクェスは、地球連邦高官の父とともに、ネオ・ジオンとの停戦交渉の場である宇宙へとあがることとなった。二人のニュータイプ、シャアとアムロが互いを認め、憎み、戦う『宇宙』に―。旧友ブライト艦長と合流し、νガンダムの開発にのぞむアムロ。そしてシャアはその間、恐るべき作戦に着手していたのだった…。
著者等紹介
富野由悠季[トミノヨシユキ]
1941年、神奈川県生まれ。アニメーション監督、小説家。日本大学芸術学部映画学科卒。虫プロダクションでテレビアニメ「鉄腕アトム」のスタッフに。退社後、フリーの演出家として多くのテレビアニメ番組を担当。72年「海のトリトン」で実質的に初のチーフディレクターを務める。1979年、「機動戦士ガンダム」の原作・総監督となり、後に世の中にガンダム・ブームを呼び起こす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニゴディー
6
おもしろい。 たまに著者の小説の文章は読みにくいというのを見かけることはあるけど全くそれは感じなかった。 独特な会話は癖になる。 この巻から映画版の逆襲のシャアの部分に入っていくけど小説版を読むことで物語に厚みが出てくるなぁと。 そもそも特にガンダム好きというわけではない(富野節に関しては大好物)けど雰囲気はとても楽しめた。2022/01/27
ちぇん、
2
リーダビリティ面では難ばかりだが、地の文で強烈に吹き出す人類の腐敗論に関しては異様な圧を感じる。この主張はアニメでは会話文の一言二言か、極端に言うとカットされる類のものであるが、小説では強調するがためにモビルスーツでの戦闘がないようなシーンを描いたりするわけである。 『ハイ・ストリーマー』は、映画化された部分の承前と言えるスウィートウォーターへの潜入捜査から始まる。地球連邦の腐敗とシャアに味方するスペースノイドの思想を描くことで、物語に深みを加えている。2017/11/19
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
1
この巻から映画のからみに入っていくんかな? 個人的には面白かった。2017/11/15
やま
1
映画本編に入ってきた。段々とアムロの性格に慣れてきた。2015/02/28
蕭白
1
この世界、大好きです。2013/02/26
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- 言うほどじゃないけど 中経☆コミックス