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内容説明
黄金の髪に蒼氷色の瞳、比類なき美貌の少年ラインハルト。最愛の姉を奪った皇帝を倒し、腐敗した貴族社会を滅ぼすことを誓う彼の傍らには、つねに燃えたつような赤毛をした長身の友人キルヒアイスがいた。ふたりの少年の絆を描いた表題作「黄金の翼」ほか、ミステリ・タッチの「朝の夢、夜の歌」など、「銀河英雄伝説」のすべての短篇をはじめて一挙収録したファン待望の一冊。オリジナル編集でデュアル文庫に登場。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
37
本編前の出来事を描く短編5作収録。この宇宙へ久しぶりに帰ってきた。お馴染みの人たちも初登場の者たちも魅力と躍動感を如何なく発揮し、そんな彼らを一歩引いた形で語り手が温かく包み込む。SF、青春、ミステリ、恋愛、ハードボイルド、短編集だからこそ際立つ様々な側面を味わうことができた。その全てが『歴史』という壮大な海の中の一滴に過ぎないが、本編で大きな波を見届けてきたことで、その一瞬の大切さに気付くことができる。「ダゴン星域会戦記」と「汚名」が特に好き。「黄金の翼」で交わす二人の約束に呼吸が止まった。苦しすぎる。2019/03/11
Tetchy
10
『銀英伝』関連の田中作品に関してはもはや云う所無し。向かう所敵無しである。その圧倒的なクオリティの高さとエピソードの豊富さは比肩する物無しといった感じである。読めば読むほど『銀英伝』の深さに感嘆する読み物である。その多彩さに再度驚かされた。なんと本格ミステリがあるのである。他にも「汚名」などはミステリ風味の謎を含んだハード・ボイルド物ともとれ、非常に堪能できた。田中の万能振りをこれでもかとばかりに魅せつけられた。2009/05/31
はっち
9
最近新作アニメにて密かに銀英伝熱が復活?愛蔵版に収録の短編とか道原さんのマンガで読んだものの原作等 ファンにはうれしい一冊でした 少年から青年へと成長して行くラインハルトとキルヒアイス 本編の2巻以降では見られない2人に感無量?おハルさん(川原泉さん風)のやんちゃぶりもかわいい2018/06/07
浮草
8
キルヒアイスが生きてるだけでなんか嬉しい。ラインハルトは硬質だからキルヒアイスでバランスとれるな。2022/03/07
k16
7
20130105読了。 豪華短編集。 ラインハルトとキルヒアイスの初陣物語である『白銀の谷』、その直後の『黄金の翼』と連続で楽しめた。 またここでも謎解きものが。 あと珍しくキルヒアイスがピンで活躍の『汚名』なんかもよかった。 しかし外伝は読むほどに時間が逆行するので、時間順で読み直してみたい。2013/01/05
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