出版社内容情報
「おなつ、答えてほしい。縁談を受けてくれるか?」
お江戸で出会ったのはもう一つの「我が家の味」。シリーズ第四弾!
ふるさと横丁にある小料理屋「輪島屋」で働くおなつは従弟の紺之丞を心配していた。
大騒動を引き起こした罰として、上屋敷から出ることを禁じられていたのだ。
一年余りを経てようやく再会することのできた二人。
思い出のお菓子であるえがらまんじゅうを持参したおなつは、
かつてと同じように、紺之丞から縁談を受けてくれるかと問われて――。
お江戸の郷土料理小説、シリーズ第四弾!
第一話
えがらまんじゅう
第二話
ささぎ餅
第三話
べか鍋といしるの貝焼き
第四話
はす蒸しとじぶ煮
この作品は能登半島地震で被災した石川県を応援しています。
【目次】
内容説明
ふるさと横丁にある小料理屋「輪島屋」で働くおなつは従弟の紺之丞を心配していた。大騒動を引き起こした罰として、上屋敷から出ることを禁じられていたのだ。一年余りを経てようやく再会することのできた二人。思い出のお菓子であるえがらまんじゅうを持参したおなつは、かつてと同じように、紺之丞から縁談を受けてくれるかと問われて―。お江戸の郷土料理小説、シリーズ第四弾!
著者等紹介
馳月基矢[ハセツキモトヤ]
1985年、長崎県五島列島生まれ。京都大学文学部卒。同大学院修士課程修了。2020年、『姉上は麗しの名医』でデビュー。同作が第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞
上田聡子[ウエダサトコ]
石川県輪島市出身の作家。noteからの書籍化作品として、小説「金沢 洋食屋ななかまど物語」を発表。ほか、絵本原作「ゆきのひのふろふきだいこん」なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。