出版社内容情報
「おなつ、答えてほしい。縁談を受けてくれるか?」
お江戸で出会ったのはもう一つの「我が家の味」。シリーズ第四弾!
ふるさと横丁にある小料理屋「輪島屋」で働くおなつは従弟の紺之丞を心配していた。
大騒動を引き起こした罰として、上屋敷から出ることを禁じられていたのだ。
一年余りを経てようやく再会することのできた二人。
思い出のお菓子であるえがらまんじゅうを持参したおなつは、
かつてと同じように、紺之丞から縁談を受けてくれるかと問われて――。
お江戸の郷土料理小説、シリーズ第四弾!
第一話
えがらまんじゅう
第二話
ささぎ餅
第三話
べか鍋といしるの貝焼き
第四話
はす蒸しとじぶ煮
この作品は能登半島地震で被災した石川県を応援しています。
【目次】
-
- 電子書籍
- 書道いろは帖