徳間文庫<br> 蒼煌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198950149
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「日本芸術院会員」――美術界で功成り名を遂げるには是が非でも手に入れなければならない肩書きなのだ。その地位と権力を渇望する日本画家・室生晃人は、斯界を裏も表も知り尽くした京都老舗画廊の会長を選挙参謀に迎え、対するライバル稲山健児を蹴落とすべく猛烈な票取り運動を繰り広げる。商品券、現ナマ、高価な茶道具……億単位の金が動く会員選考の選挙を制するのは誰なのか!? 金と欲にまみれた美術界の闇を屋がいた、直木賞作家の圧巻意欲作!

内容説明

「日本芸術院会員」―美術界で功成り名を遂げるには是が非でも手に入れなければならない肩書きなのだ。その地位と権力を渇望する日本画家・室生晃人は、斯界を裏も表も知り尽くした京都老舗画廊の会長を選挙参謀に迎え、対するライバル稲山健児を蹴落とすべく猛烈な票取り運動を繰り広げる。商品券、現ナマ、高価な茶道具…億単位の金が動く会員選考の選挙を制するのは誰なのか!?

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師をへて、1983年『二度のお別れ』で第1回サントリーミステリー大賞佳作を受賞。1986年『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞、1996年「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年『破門』で第151回直木賞を受賞。2020年第24回日本ミステリー文学大賞を受賞。2024年『悪逆』で第58回吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Nazolove

12
なにげに古い本だったのね。 と改めて感じれるが、やっぱり黒川ワールドは面白かった。 今回は大阪よりも京都だが、それでも関西のやり取りは安定して楽しませてくれる内容であった。 暴力的な、よりもエロティック的な内容が多かったがそれでもこのやり取りだけで読んでいて楽しかった。 そして京都の街並みを感じられる作品であった。 ただ今回の美術的観点は私自身も疎いところもありふーん、金めっちゃ動いてんのね、くらいしか思えなかったが(笑)それでもこの界隈の皆さんには楽しめる内容になっているのではないかな、と思った。2025/03/24

はかり

11
題名からして黒マメコンビの痛快ドタバタかと思っていたが、一転して画壇のドタバタ劇だった。そう言えば確かに黒川は美術系出身だったと思い当たった。金が動くのは画壇にはありそうな話。2025/03/25

いっつぴょん

4
登場人物の多さに参りながらなんとか読了。ここまでではないにしろ、実際にはこういう事やっているんだろうな。画家はいい絵を書く事だけでは食っていけないということか。2025/06/05

たかぃ

1
読むの疲れたぁ~。画家に画商に派閥に雅号にァレゃコレが矢継ぎ早に出てきてァタマ混パニゃ。序盤~中盤ゎぁらゅる関係性が理解しきれなぃまま流して読んでぃたけど、中盤に差し掛かって関係性が見ぇてからゎスラスラと読めたかな。読み切った後に序盤だけぉ読み直して完読。人物像ぉ想像しながら読める小説でしか味ゎぇなぃズッシリとした後味に満足ですゎ(*´꒳`*)2025/05/24

goodchoice

1
確かこの本は文春文庫版で読んだような気がするが、この読書メーターには記録がない。筋立てとしては黒川さんらしい日本画のドロドロした世界を描き切っていて、素晴らしい。何度読んでも面白いとはっきり言える作品だ。2025/04/29

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