徳間文庫<br> 化石少女と七つの冒険

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徳間文庫
化石少女と七つの冒険

  • 麻耶 雄嵩【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198950071
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この学園は呪われている!? 白雪にまみれ赤いロープで手首を結び合った三生徒の死体、男子の制服で死んでいた女子生徒……良家の子女が集う京都の名門高校で、またまた相次ぐ怪事件に、名探偵まりあの血が再び騒ぐ。神舞まりあは、自分以外の部員一人だけという零細古生物部を率いる化石オタクのお嬢様。そして、誰にも認めてもらえない女子高生探偵だ。これまた誰にも見向きもされない古生物部に、なぜか加入してきた怪しい一年生。むりやりお嬢様のワトソン役にされ続けてきた男子部員が抱え込んだ黒い秘密。その上、新たな生徒探偵まで登場。いかがわしさ倍増の果てに、絶対予測不能の結末が!ミステリ通をのけぞらせた、これが危なすぎる学園ミステリだ!

内容説明

京都の名門高校の裏手には一本の巨木がある。カップルの聖地とされるそこに、生徒の遺体が三つ…。学園の事件あるところ、化石オタクのお嬢様探偵・神舞まりあ、あり。まりあ率いる弱小古生物部に突如加わった怪しい一年生。迷探偵にワトソン役を押しつけられてきた男子部員が抱え込んだ黒い秘密。はたまた新たな高校生探偵まで登場。いかがわしさマックスの果てに茫然自失の結末が!

著者等紹介

麻耶雄嵩[マヤユタカ]
1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年、『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年、『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マッちゃま

19
麻耶本。まごうことなき麻耶雄嵩氏が書いた本。歪んでいる。この「歪み」に修飾語を付けるなら「真っ直ぐに」なのか?「綺麗に」なのか?それとも「麗しく」か?とにかく歪んだ本格ミステリ。不可能状況、ダイイングメッセージ、アリバイ崩し等、様々なフーダニットが楽しめる連作短編ミステリ。出来れば前作「化石少女」から読まれると連作の意味合いが解るかと。なんだろう、この禍々しさ。すぐ殺人が起こる学園を舞台に化石好きな女子高生が助手と解決に向かう…んだろうけど、決してそんな可愛い話じゃなく真っ直ぐ綺麗に麗しく歪んだミステリ。2025/03/16

スプリント

15
前作を読んでいません。 ひとつの学園で殺人事件が度々起こるし冤罪逮捕率が高いしで警察が無能の極みの世界ですが活躍しない少女探偵とその従僕が主人公の作品です。 なんともいえない雰囲気をもった作品です。2025/07/02

歩月るな

10
学園に巻き起こる七つの事件をめぐる探偵合戦込みの連作短編。と言うほど込み合ってもいないがだからこそ、探偵役の側にはワトソン役がいなければいけない構造を芸術的に昇華したスペクタクル。葉っぱ部が葉っぱをやっていたり、細部がひどすぎるくらいひどいので(故にか作品は素晴らしい)学校で殺人事件が起きるのが日常と化している。顔なじみの刑事は名前も出ない、という物語にとっての、どうでもよさ。BSSってあるじゃない。お前らも女子に告白されたら「この子の事を好きな他の男子がどこかで見ているのでは」と思った方が良い。2025/03/19

elf51@禅-NEKOMETAL

9
学園が舞台で主人公がトリッキーな女子高生でラノベみたいなので,あまり評価されていないような気がするが,「化石少女」は多重解決の傑作だと思う。麻耶雄嵩の作品は古典から新本格を読んでいると面白さが倍加する。前作は,え!という終わり方だったが,本作は新入部員が登場し,神舞まりあと平部員の彰との3人に関係が拡がる。最後も,は!?という結末。推理もしっかりしているし,軽く騙されたい人も楽しめるだろう。だが,底は深い。本格,新本格を読んでからまた読んでみて。バランスが素晴らしい。次作はあるのかなぁ。2025/05/29

TAMA

6
2025年20冊目。2025/04/30

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