出版社内容情報
累計300万部突破の大人気シリーズ「口入屋用心棒」をはじめ、
時代小説の第一線を走る鈴木英治、5年ぶりの戦国冒険活劇、開幕!
今川家家臣として甲斐武田家に入った由比藤弥之助の数奇な運命。
【著者コメント】
『義元謀殺』でデビューした私にとって
今作は五年ぶりの戦国物で、かなり力が入りました。
その甲斐あって、とてもおもしろい
一巻目に仕上がったと自負しています。
――鈴木英治
武田との同盟の証として信玄の嫡男・義信に嫁いだ今川義元の娘・日奈姫。
その供侍として甲斐に付き従ってきた由比藤弥之助は鉄砲の腕を見込まれ
指南役となり、やがて義信の小姓となる。
桶狭間の戦いで義元が討ち死にしたのを機に駿河を我がものにしようとする信玄。
妻の生家を守ろうと反対する義信。
川中島の戦いの折、義信が独断で動いたことを信玄に咎められ、父子の不仲は決定的となる。
さらに信玄が義元の仇である織田信長と同盟を結んだことで、義信は父を亡きものにしようとするが、
逆に謀反の疑いで東光寺に幽閉される。
弥之介は旧臣の長坂清四郎勝繁、曽根周防守昌清らと義信を救い出そうとするが失敗、
ただひとり生き残る――。
書下し時代冒険活劇、新シリーズ開幕!
内容説明
武田との同盟の証として信玄の嫡男・義信に嫁いだ今川義元の娘・日奈姫。供侍として付き従ってきた由比藤弥之助は鉄砲の腕を見込まれ指南役となり、義信の小姓となる。桶狭間で義元が討たれ、駿河を手に入れようとする信玄。妻を思い反対する義信。不仲は川中島合戦で決定的となり、義信は謀反の疑いで幽閉された。主君を救うため弥之助は立ち上がる。著者五年ぶりの戦国新シリーズ開幕!
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県生まれ。明治大学経営学部卒業。99年『駿府に吹く風』(刊行時『義元謀殺』と改題)で第1回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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