出版社内容情報
現役記者
緊急暴露
海上保安庁情報調査室は、麻薬取り引きやテロの阻止を主な任務とするが、一般にはその存在を知られていない。室長は山下正明。情報で国家間のやり取りに介入し、海外からスパイと呼ばれる男だった。着任した谷りさ子は、北朝鮮が関連すると思われる違法取引調査を開始する。そこには日本と北朝鮮との攻防と公にできない真実があった。某大手テレビ局の記者による暴露型情報小説。
(解説より)
日本の現状に対する著者の憤りが作品から伝わってくる。
対外インテリジェンス機関の萌芽を見出したにちがいない。
手嶋龍一
内容説明
海上保安庁情報調査室は、麻薬取り引きやテロの阻止を主な任務とするが、一般にはその存在を知られていない。室長は山下正明。情報で国家間のやり取りに介入し、海外からスパイと呼ばれる男だった。着任した谷りさ子は、北朝鮮が関連すると思われる違法取引調査を開始する。そこには日本と北朝鮮との攻防と公にできない真実があった。某大手テレビ局の記者による暴露型情報小説。
著者等紹介
川嶋芳生[カワシマヨシオ]
大学卒業後、某大手テレビ局入社。報道記者として海上保安庁を担当。2001年に東シナ海で発生した朝鮮民主主義人民共和国の不審船による九州南西海域工作船事件のほか、2017年大陸間弾道ミサイル発射など、多くの事件や事変を担当。アメリカ連邦捜査局・FBI捜査官を取材したほか、金ファミリーや北朝鮮の現役工作員へのインタビューを敢行。現在、旧東ドイツの諜報機関・シュタージに関する取材も続けている現役のTVプロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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