出版社内容情報
「博徒と殿様」二足の草鞋
藩財政再建の秘策は
賭場のご開帳!?
どん底なんてくそくらえ!
泥を喰らって這い上がった不屈の男
貧困病気挫折、絶望の淵をくぐり抜けてきた作者が、精魂込めて綴った一冊です
出羽国松越藩の外様大名・伊丹阿波守長盛が、継嗣のないまま急逝した。このままでは御家は無嗣子改易の憂き目に遭う。長盛の「深川黒江町に跡継ぎが」といういまわの際の言葉に、江戸家老高川監物たちは必死の探索を続ける。そしてようやく探し当てた男は、文字通り裸一貫の境遇から二百人の配下を持つ博徒の親分に這いあがった、腕と気風と度胸に才覚を持ち合わせた破天荒な男だった!〈書下し任侠大名一代記〉
序章
第一章 成りすまし大名
第二章 泥饅頭を食え
第三章 博徒大名伊丹一家
第四章 生きていく術
内容説明
出羽国松越藩の外様大名・伊丹阿波守長盛が、継嗣のないまま急逝した。このままでは御家は無嗣子改易の憂き目に遭う。長盛の「深川黒江町に跡継ぎが」といういまわの際の言葉に、江戸家老高川監物たちは必死の探索を続ける。そしてようやく探し当てた男は、なんと二百人の配下を持つ博徒の親分だった!裸一貫のどん底から這いあがった破天荒な男の、気風と度胸とほとばしる才覚の物語!
著者等紹介
沖田正午[オキタショウゴ]
埼玉県生まれ。「沖田節」といわれる、人情味あふれる筆致と笑いのエッセンスを時代小説に取り込んだ作品群で多くの読者を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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