徳間文庫<br> アナベル・アノマリー

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徳間文庫
アナベル・アノマリー

  • 谷口 裕貴【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198948092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

少女禍。
彼女はただ存在するだけで、
すべてを変容させることが出来た。


伝説の超絶サイキックSF、再誕!



「序盤は情報量に圧倒されるだろうが、まずは
イメージの激流ともいうべき、超能力の見せる
異様な光景に溺れてほしい」
        ――伴名 練氏 解説より


 殺されたのはアナベルという名の少女。これ
で彼女は、通算一一度、殺されたことになる。
少女禍――。超絶的なサイキック能力を持つ彼
女の呪いは、死後なお、世界を覆う。
「SF Japan」掲載の中篇「獣のヴィーナ
ス」「魔女のピエタ」に、書下し新作二篇を加
えた、連作長篇SF。「二十年の時を超えて、
恐るべき超能力オデッセイが降誕した」と、解
説で伴名練氏が激賞!


目次
獣のヴィーナス
魔女のピエタ
姉妹のカノン
左腕のピルグリム
解説 伴名練

内容説明

殺されたのはアナベルという名の少女。これで彼女は、通算十一度、殺されたことになる。少女禍―。超絶的なサイキック能力を持つ彼女の呪いは、死後なお、世界を覆う。「SF Japan」掲載の中篇「獣のヴィーナス」「魔女のピエタ」に、書下し新作二篇を加えた、連作長篇SF。「二十年の時を超えて、恐るべき超能力オデッセイが降誕した」と、解説で伴名練氏が激賞!

著者等紹介

谷口裕貴[タニグチヒロキ]
1971年和歌山県和歌山市生まれ。龍谷大学文学部卒業。『ドッグファイト』で第2回日本SF新人賞を受賞し、2001年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

17
2001、2003年刊行の『SF Japan』掲載の二編に、書き下ろし二編を加えて、書籍化したもの。超能力者(サイキック)を人為的に生み出す研究の中で誕生したアナベル。ただ、存在するだけで、すべてを変容させることが出来る恐るべき力の持ち主だったが、その存在を危険視した研究者によって殺される。だが、その後もアナベルは度々現れて、超能力災害、アノマリーを引き起こし…プラハを奇怪なキノコの叢林にして、その胞子がヨーロッパに奇病を蔓延させて(続く2023/04/13

Mc6ρ助

15
『カース・シティの町並みは古ぼけていて、まったく特徴がなかった。・・せちがらい資本が作った都市はどこも同じになるから不思議だ。(p68)』爺さん、若者の書いたものを理解できると思ったが最初の短編の初出が2001年なのでこちらもまだまだ若かった。これほどセンス・オブ・ワンダー溢れる「アノマリー」を提示されても四半世紀の時間を挟むと現実の異常さ(外交努力を素っ飛ばして敵基地攻撃能力とか)の方が際立つのは、これこそ受け手が老化した証拠なのだろう。それでも谷口裕貴さんの復活を言祝ぎたい。望むべくは新たなる長編を。2023/01/27

本の蟲

12
作家、SF紹介者としても絶大な信頼を寄せている伴名練解説と聞いて。人類の超能力開発が確立して半世紀。周囲を変容させる12歳の少女アナベルの能力が暴走。研究者たちによって撲殺された。しかしその後も名前、好物、縁を依り代にアナベルが顕現し、破壊と殺戮を撒き散らす。対抗機関はアナベルを町ごと消滅させる形で事態を収拾させているが…かくして世界は呪われた。少女の災禍に怯え、グロテスクに変容した世界での短編連作。書き下ろしで完結させているが、やはり雑誌掲載された2編の描写と情報、目くるめくイメージに圧倒される(続2024/03/17

sanosano

8
これ凄かったわー.ほとんど説明のないソリッドな形式で,物語からはどんどん取り残されて行く感じが逆に心地良く.素晴らしいイメージの爆発に脳内汁出まくりです.この世界をもう少し覗かせてほしい.2024/03/31

Ai

5
めちゃくちゃにおもしろい。なんでもっと話題にならないんだ! 現実を変容させる超能力者アナベルの絶望的な能力覚醒に始まり、「アナベルアノマリー」にさらされる世界をさまざまな人物の視点で描く。単純な勧善懲悪二項対立にすることなく、超人災害にさらされる新たな人類史とも読める。とにかく情報量の密度がすごくて、超能力バトルもザクザク進んでいくので、スカッと読めた。シリーズ、出たら読みたい。2023/07/04

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