徳間文庫<br> 月に呼ばれて海より如来(きた)る (新装版)

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徳間文庫
月に呼ばれて海より如来(きた)る (新装版)

  • 夢枕 獏【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198948030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

オウムガイは、螺旋は、
「神」に似ているのです…。

巨匠が、“物語”を物語ることで挑む、
壮大なSF宇宙論。

 ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプ
チャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷
で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその
頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴び
て輝く螺旋の群れ――オウムガイの化石であっ
た。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生がマ
チャプチャレの山頂で見た螺旋を思い描くと、
耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未
来が見えるようになったのだ……。

目次
序象
第一部
第一章 螺旋の宴
第二章 秘法の石
第三章 極微の鈴
第四章 陰力の夢
転象
第二部
想象
四六判あとがき
新書判あとがき
解説 細谷正充

内容説明

ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプチャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴びて輝く螺旋の群れ―オウムガイの化石であった。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生が山頂で見た螺旋を思い描くと、耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未来が見えるようになったのだ…。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。多くの人気シリーズを持つ。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞を受賞。また同作で12年に吉川英治文学賞を受賞。17年に菊池寛賞、18年に日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Porco

5
内容はかなり中途半端。未完というかやりたいことを他で書いてしまったので、続編が書かれなくなった作品という前提を知らないとイラっとくるのであとがきを軽く読むことを薦める。陰陽師で慣れ親しんだ詩的な自然の情景表現は色を変え、巌の様に自然を力ある畏れるべきものと感じさせる表現となっている点は作者を知っている人は信頼していいくらい巧みなのがかなり惜しい。 ただ、やっぱり前述のようにほぼ明言されていないだけの打ち切り作品なので石川賢とコラボしていた過去を思うと、そういうところも似なくていいのになと考えてしまう。2023/01/02

5〇5

4
あらもう、いきなりの夢枕獏節全開ねぇ。山、螺旋、神、月などお得意のワードが満載。サクサク読めちゃうんだけど、終わんないじゃない、これ。本作含めた三部作の一つとされる未来篇の「混沌の城」も未完だし…。プロレス好きの著者に言いたいことは、投げっぱなしジャーマンを繰り出したら、すぐにフォールして終わらせなさいよっ! 流石に30年超は長すぎるわ。2023/05/27

SOLVEIG

2
マズイものに手を出しちゃったなあ……と。夢枕氏は昔結構追いかけてた感はあったんだけれど、最近は偶に目に付いたのを読んでみる程度だった。しかし、また追いかけるべきかなあなどと思ってしまったではないですか――本作関連作品だけでも!数年前「上弦の月を喰べる獅子」は読んでて、本作を読んでる間ずっと『なんか似てる感じ?』と思ってたのだけれど関連作ではなさげ・・・? 冒頭かなりの頁が山岳小説といった感じでなかなか《らしく》なって来なくて少々辛かった。螺旋についての記述等色々印象的な文章が多かったもののまだ未消化。  2023/10/09

dngr.sach

2
テーマとしての続編が、全く違う物語として書かれているってぇのはどうなのかと思う反面、まぁ獏タソだもんなと納得しそうになるのは何故だろうwうん、そりゃ混沌の城も読むけどさw2023/04/03

キュー

1
読もうと思っていて読んで無かったけど新装版刊行を機に読んでみた。中途半端に終わっていて続きは出ていないという事は知っていて読んだのだけど、スケールデカそうだけどこの話どうなるんだと興奮しちゃってたよ。続き無いんだよね…。テーマ的な物は他の作品で書き切ったらしいので螺旋テーマの他の作品も読んでみるかな〜。2023/02/10

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