徳間文庫<br> 喪を明ける

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徳間文庫
喪を明ける

  • 太田 忠司【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 徳間書店(2022/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

U-NEXTで電子書籍配信された話題の書が文庫化!!

予想を大きく覆す展開と感動のラスト。
読み終えたとき、タイトルの意味するものが読者の胸にかすかな希望とともに刻まれるはずです。
静かな余韻が心にしみる長篇近未来小説。

伴侶に先立たれ、名古屋でひとり暮らしをする老靴職人の楢原卓弥。
そんな彼のもとに、一人息子の優斗が離婚を機に東京から戻ってきた。

父はかつて、あまりに過酷な体験から、靴職人としての情熱を失った過去を持つ。
そして息子もまた、未曾有の事態から、妻子と別れ、職を失い、東京を離れねばならない現実を抱えていた。

こうして卓弥の仕事場兼自宅で、親子二人のぎこちない生活が始まった。
その先に待っていたものは…

予想を大きく覆す展開。
そしてラストを読んだとき、タイトルの意味するものが、かすかな希望とともに読者の胸に刻まれるはずです。
静かな余韻が心にしみる感動の物語。

内容説明

伴侶に先立たれ、名古屋でひとり暮らしをする老靴職人の楢原卓弥。そんな彼のもとに、一人息子の優斗が東京から戻ってきた。父はかつて、過酷な災害体験から仕事への情熱を失った過去を持つ。そして息子もまた、未曾有の事態により職を失い、妻子と別れ、東京を離れたのだ。親子のぎこちない生活が始まるが…予想を大きく覆す展開。そしてラストの静かな余韻が心にしみる感動長篇。

著者等紹介

太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。大学時代「帰郷」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。1990年『僕の殺人』で作家デビュー。趣向を凝らしたトリックミステリーを多数執筆。ホラー・SFにも造詣が深い。2004年『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞、10年『月読』で第6回酒飲み書店員大賞を受賞。22年『麻倉玲一は信頼できない語り手』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みかん🍊

83
近未来の日本はこうなってしまうのか、東京で大災害が起こり子どもを亡くした優斗は実家の名古屋に戻り靴職人の父との二人暮らしがはじまる、自動運転、AIやロボットにより生活は便利になるがもはや独立国として維持出来なくなりアメリカや中国の自治領になろうとしている日本、現在の日本を見ているとさもあらんで、こんな国になり果てる未来が想像出来る、名古屋が舞台の楽しい作品を書いていた大田さんなのでいつもの作風とは違いタイトルからして明るい話しではないと思ったがこんな未来になって欲しくない。2023/05/19

33
東日本大震災から地続きの近未来の日本。自分の意思で安楽死を選択した妻を喪った靴職人の父親の元に、東京災害で娘を喪い離婚した元漫画家の息子がやって来て同居が始まる。東京を襲った災害をなんとはなしに仄めかしながら、アメリカと中国に占領されそうな日本社会をぼんやり浮かび上がらせつつ、生きていこうとする二人の男達。大きな事件や転機が起こるわけでは無いが、生きている限りは生き抜こうとする二人の意志が眩しく映る。ただ安楽死を選択した妻が自己完結し過ぎていて、夫と息子のやるせなさが切ない。2022/12/17

ハスゴン

30
短いけど、なんだかその後が気になる作品でした。2023/03/06

こばゆみ

10
なんだか不思議な世界観。靴職人をしている卓弥の元へ、妻子と別れた息子の優斗が戻ってきて、同居をするお話。不思議だと感じるのは近未来が舞台で、聞き慣れない言葉が出てくるせいかなーとは思う。あらすじに書いてある「予想を大きく覆す展開」が、私はちゃんと把握できているのか心配(^_^;)。2022/12/02

一五

8
ビミョー 普通に読んでたら 近未来設定。過去と先には色々ありそうだが、今はこれといった事もなく…2023/06/20

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