出版社内容情報
根本宗子[ネモトシュウコ]
著・文・その他
内容説明
稀代の劇作家、初の原作・脚本映画を小説化!好きになった相手はそれぞれクズ。「泣いてないで早く出てってよ!!」と叫んだ4人の女子たちの気持ちが重なり、超越した恋愛小説が生まれる!
著者等紹介
根本宗子[ネモトシュウコ]
1989年生まれ。東京都出身。19歳で劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げ。以降、劇団公演ではすべての作品の作、演出を手掛ける。2015年以降、岸田國士戯曲賞最終候補作品に4作品が選出される。近年では演劇以外にも活動の場を広げ、2022年には、初の小説となる『今、出来る、精一杯。』(小学館)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuui
17
根本さん、これはずるいです!それでもって最高でした 男からしたらやっぱり男なんてあほでなんて情けないやと思う反面でも少しはわかってよって思うところもあってでも女の人はやっぱり強いなと!ごめんなさいって謝りたくなります 今回も凄まじかったな! 男のダメダメなところをこれでもかと見せられ女の逞しさ?意志の強さを見せられましたね! 自分の思うがままに生きろと! 自分の感性の赴くままに! もっと超越した所へ2022/10/08
蜜柑
16
aikoが主題歌をしていたので、映画を見に行ってからもっと人物の心理が知りたくて読んだ。後、朝井リョウさんと根本さんが対談しててそれが面白かったのもあって購入。とても面白かった。 「この人お米持ってくれるから一緒にいればいい」っていう言葉がすごく腑に落ちた。恋愛って相手についつい色々求めてしまうけど、期待している自分にも問題があるわけで、もっと一緒にいる理由を簡単に捉えたりすればうまくいくのかなーなんて思った。2022/11/15
tomoka
12
映画化されていたんですね。読んでいてもクズ男たちに怒り爆発していましたから映画を観なくて良かったと思います(笑)個人的には「〜してあげる」を連発する怜人が一番嫌い。2023/01/20
しい☆
7
めちゃくちゃ面白かったー。気になりながら行けなかった映画が小説になっていると知って読み始めてみたら、その仕掛けも含めて予想のはるか上をいく面白さだった。やっぱり映画も観ておけば良かったかな。最近舞台に行けてないけど根本宗子さん、好きだわ。2022/11/15
YUMINSU
7
元ネタの舞台の原作者で映画版の脚本家でもある根本さんによって書かれた小説版を映画鑑賞後に読みました。クズ男にハマる4人の女性達の物語。舞台が原作だからこそな2転3転するストーリー展開と、クライマックスのダイナミックな演出が最高な映画版。小説版は登場人物達の心情が文章になってさらに細かく物語を補完してくれるので嬉しい。そして肝心の場面も本ならではの見せ方に変換されていて素晴らしかった。登場人物のダメなところが小説でさらに浮き彫りになったと思うのに皆いとおしく感じてしまう。彼らに会いにまた映画館へ行こうっと。2022/10/18
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