徳間文庫<br> 痛みを殺して

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徳間文庫
痛みを殺して

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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『痛みを殺して』(徳間文庫)
著者からのメッセージ
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みなさん、バーはお好きですか? 
私は大好き。
バーで飲むカクテルが好きです。
カクテルって、名前も色もきれいで、
香りもよく、つめたくて、美味しい。
マンハッタンと谷中には、
行きつけのバーもあります。
バー好き、カクテル好きが高じて、
できあがったこの作品集。
一杯のカクテルによって、夢が叶ったり、
悩みが解決したり、行きたい場所へ行けたり、
会いたい人に会ったりできます。
でも、くれぐれも注意して下さいね。
この作品集を読んだら、読む前のあなたには、
もう戻れなくなります。
さあ、覚悟を決めて、酔って下さい。
怪談みたいに怖~い1冊。
この小さな本はきっと、
あなたの心の痛みを殺してくれるでしょう。
(ニューヨーク州の森から愛をこめて。
小手鞠るい)


====
あらすじ
====
願いがかなうんですね? 
このカクテルを飲むと……。
バー「まいごの子猫」は、マスターが客の
要望に応えてカクテルを作ってくれる
不思議なバーだ。
許されぬ愛の間で気持ちが揺れる女性、
子供に先立たれて深い喪失感を抱える夫婦、
成就できなかった苦渋の駆け落ちへの想い。
こころの痛みを癒す一杯のカクテルは、
苦いけれど甘いひとときの官能の味。
恋愛小説の旗手として若い女性に人気の
小手鞠るいがそれぞれの人生の
きれはしを描く、7篇の心に残る物語。

内容説明

「すまん。別れてくれ」十五年連れ添った夫からの突然の宣告。家業と姑の世話で、過ぎた年月。ねぎらいの旅のはずの東京のホテルだった。飛び出した街で遭遇したのは、Bar「まいごの子猫」。客の願いがかなうカクテルを作ってくれる不思議な場所だった。子供を亡くした喪失感を抱える夫婦、駆け落ちへの想いを抱える女…。心の痛みを癒す魔法のカクテルはいかが。

著者等紹介

小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。「詩とメルヘン」賞、「海燕」新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

24
「シーツとシーツのあいだ」が文庫化にあたり改題されたもの。「迷子の仔猫」というバーの名前が印象的で大人な出来事にどきどきしていた覚えがある。文庫では小池真理子さんの解説にとても共感。私が作者の文章に惹かれる(特に女性がらみのもの)理由がわかった気がする。表紙も文庫の方が素敵で私好み。「シーツと…」は2011年に読んでおり、自分の中にこの11年は数えきれないほどの痛みがあったな…としみじみ感じた。痛みを感じつつも、その痛みが懐かしく感じられるのは、文章の瑞々しさにに浸されてしまうからかも。2022/07/16

わんつーろっく

17
久しぶりに小手鞠さんの恋愛小説を手に取る。2011年刊行「シーツとシーツのあいだ」を改題・加筆修正したものだが、小池真理子さんの解説に惹かれての再読。あぁ、こんなファンタジーのようなストーリーだったか。まいごのこねこという名のバーを舞台に、バーテンダーが差し出す美しいカクテルを飲むと・・嘘か真か幻か。甘くて痛くて怖くもあり、大人の恋愛事情怒涛の7編。2024/09/09

こばゆみ

13
表紙はちょっと怖いし筆者もあとがきで「怪談っぽい」って書いてるけど、わたし個人的には「不思議」が優先する感じの短編集。「まいごの子猫」というバーが共通して出てくる、カクテルをモチーフにしたお話たち。気軽に読めて、男女のドロドロが愉しめます(笑)。2022/07/31

Mayrin

11
初読みの作家さん。バー迷い猫での短編小説。バーを舞台にした小説は何冊か読みましたが、少しミステリアスな大人のお話しで面白かったです。2022/10/22

ますみ

3
★4★2022/08/31

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