内容説明
同門の朋輩を刃にかけてしまった竜崎竜次郎は、師匠の悪謀に嫌気が差し、剣術を捨てて天賦の才を持つ料理の道に生きることを決意する。戦国の世に「天下一味勝負」の旗を立てて、包丁の腕での仕官の途を求め諸国をさすらう。水、塩、酒を選び、出汁を磨いて山海の食材を目利きするのだ。刀と包丁の二刀で戦国の世を渡る元剣客の包丁人・竜崎竜次郎の味勝負腕試し!
著者等紹介
志木沢郁[シギサワカオル]
東京都出身。2003年、学習研究社より『信貴山妖変』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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