徳間文庫<br> 顔 FACE (新装版)

個数:
電子版価格
¥836
  • 電子版あり

徳間文庫
顔 FACE (新装版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月24日 04時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947293
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

横山秀夫作品唯一の女性主人公、平野瑞穂巡査の活躍を描く異色のD県警シリーズ。似顔絵捜査官が「顔なき犯人」を追い詰める!

内容説明

「わたしのゆめは、ふけいさんに、なることです」小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。特技を活かし、似顔絵捜査官として、鑑識課機動鑑識班で、任務に励む。「女はつかえねぇ!」鑑識課長の一言に傷つき、男社会の警察機構のなかで悩みながらも職務に立ち向かう。描くのは犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。瑞穂の試練と再生の日々を描く異色のD県警シリーズ!

著者等紹介

横山秀夫[ヨコヤマヒデオ]
1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年『陰の季節』で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作『動機』で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2002年『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位を獲得、さらに英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

100
平野瑞穂、23歳、D県警に所属し、「似顔絵婦警」として活躍していたが、1年前のある事件で休職し、一時は退職も考えたが現職に復帰。どの短編も、男性社会の盲点を突き、謎そのものがテーマに直結し、高いレベルで結実した作品だ。もちろんミステリーの仕掛けも、抜群の面白さだ。 小さい頃から、婦警になることを夢見た平野瑞穂の心の内には、正義感と、真実の渇望が渦巻く。「だから女はつかえねぇ!」の言葉に傷つきながらも、ひたむきにそれぞれの職場で婦警であり続ける意志の強さが、平野瑞穂というヒロインの魅力になっている。2024/01/09

のり

73
D県警シリーズ。若き「平野瑞穂」は鑑識課の似顔絵捜査官として職務にあたっていたが、ある事件で上司からの圧力で改竄を命じられ、一時職務を放棄する。復帰後様々な部所を経験しながら成長していく。女はつかえねぇ と言う男達。事件解決に関して、お前達の方がつかえねぇ〜と言いたい。この若さでこの実績。これからのD県警が楽しみだ。2022/10/31

よしぱん

38
★4 D県警シリーズ第3弾は、第1弾「陰の季節」に登場した似顔絵婦警にスポットを当てた短編集。今作では鑑識課からあちこちへ異動しつつ。①ある新聞社にだけ特ダネを流していたのは誰?②子供時代に放火で両親を亡くした女性からのSOS電話③後任の似顔絵婦警、やたら上手な似顔絵を書けたのはなぜ?④銀行強盗訓練と同時に本当の銀行強盗事件が、密通者は誰?⑤婦警が襲われて銃を奪われた。引き続き、管理部門側からの視点を中心にどんでん展開。にしても、現在も警察って「女のくせに」とかが飛び交う世界なのかな??2023/01/20

キムチ猫屋

24
似顔絵婦警さん!「陰の季節」でも印象的でした。久しぶりの横山作品、刺激十分!女を否定されて辛い思いを何度もしているのに、犯人が「女」であることに油断する。なんかこの複雑な思い、なんかなんか、複雑・・・どちらも本音なんだよなぁ。男社会で働くとは、なんとも大変なことなんだ。シリーズ続くかな、また読みたいな。2023/09/26

がんも

24
気になっていた作家さんですが、読むのはこれが初めてでした。女性警察官が婦警さんと呼ばれていて、男社会の警察で『だから女は…』と呼ばれていた時代に、絵の才能とそれに付随する観察眼で事件の真相に迫る瑞穂、男社会の中でお荷物扱いされ心折れそうになるんだけど、折れる寸前で踏みとどまる瑞穂、事件が終わる毎に女性警察官として成長していく彼女にエールを送りたくなります。面白かったです横山先生の他の著書も読みたくなりました。2022/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19315099
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品