徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 宿神〈第3巻〉

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
宿神〈第3巻〉

  • 夢枕 獏【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947224
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

西行はついに高野山入りを決意。一方清盛は、権力闘争につけこんでのし上がろうと画策。大長篇伝奇小説、大乱発生の第三巻。

内容説明

清盛は言う。―西行よ、おれがこれからゆく道は、修羅の道じゃ。その覚悟をした。ぬしにはこの清盛が為すことの、良きことも悪しきことも見届けてもらいたい。西行は言う。―おれには、荷の重い話じゃ。おれはおれのことで手いっぱいじゃ。心が定まらずおろおろとしている。ただ…そのおろおろの最中に、歌が生まれる。歌が今のおれの居場所じゃ。歌があるから、おれがいるのじゃ。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、「カエルの死」で作家デビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『サイコダイバー』『陰陽師』など、多くの人気シリーズを持つ。89年、『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を受賞。98年、『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞を受賞。また同作で12年に吉川英治文学賞を受賞。17年に菊池寛賞、18年に日本ミステリー文学大賞を受賞。18年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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豆電球

12
史実とファンタジーが絶妙な塩梅でないまぜになっていて、歴史好きでファンタジー好きな私としてはとっても面白く読み進められています。清盛が真っ直ぐに悪巧みしている感じもイメージにぴったりというか。一蓮托生な平家が大好きなんだけど、こういう気持ちもきっと皆無ではなかっただろうなっていう意味で。しかし西行は清盛の後々の敵とも言える人々を引き付け開花させているイメージがありますね。これが最終巻に影響するのかどうか。気になるところです。あと、本を落としてしまうくらいやられたー!!っていう箇所があって。もう最高でした。2022/05/25

luadagua

10
みちのくや那須など旅に出かけたり、高野山に住まいを移したりしていた西行だが、都では藤原摂関家の内戦により保元の乱が起ころうとしていた。崇徳上皇の敗北と配流のエピソードは何度読んでも辛い…でも、本作では配流される寸前まで西行が崇徳院に付き添われていたのに読んでいて慰められた。要所要所で清盛、西行、文覚の語り合いがあるのがいいな。文覚が清盛にはっきりと「おぬしの敵になる」と宣言し、「もしかすると、おれはお前が好きなのかも…」と言う文覚の曖昧さが史実の行動にも表れてる感じがして、なんとなく腑に落ちた。2025/06/10

suntalk

2
保元の乱勃発。清盛は、藤原忠通、信西、後白河天皇側につき、源為義、藤原頼長、崇徳院側に勝利する。西行は、敗れた崇徳院の逃れた仁和寺で、崇徳院の側に仕える。それにしても、血を分けた親子兄弟で争った結果が悲しい。2022/05/27

ほにょこ

2
★★★☆☆ あの人も死んでしまうというドラマチックな展開になりました。西行視点の話は面白いけれど、それ以外の話が多くてやや退屈でした。タイトルから予想されたファンタジー要素はほとんどなく、歴史小説になっていますね。2022/05/25

北刻堂

1
出家して高野山にこもり始めた西行だが、煩悩から逃れられたわけでは無いようだ。都での権力抗争に絡んで巻き起こる出来事に翻弄され続ける。鰍の死に悲しみ、堀川尼にすがりつきと、懊悩の日が続く。そして保元の乱勃発。西行は直接合戦に関与しないまでも、璋子の血を引く崇徳上皇に気持ちの上では肩入れして、仁和寺に落ちのびてきた上皇に添い従う。ひたすら天下を目指してしたたかに動き回る平清盛と対極に、運命になすがままに身を任せているかに見える西行がこの後どうなっていくのか。時々出没する遠藤盛遠改め文覚の動きも不気味だぞ。 2016/09/12

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