出版社内容情報
東京で会社員をしている宮口翔一は、仕事が合わず、辞めようとしていたところ、常務から、郷里の熊本にある天草の壱里島に出張を命じられた。
そこで“おもしろたわし”という謎の万能製品の製造方法を探り出せというのだ。
しかし、その島では奇妙な現象が次々起こっていた。
翔一は、島を訪れていたオカルトライターの機敷埜風天とともに解明することに……。
壱里島奇譚
解説 金子修介(映画監督)
内容説明
東京で会社員をしている宮口翔一は仕事が合わず、辞めようとしていたところ、常務から、郷里の熊本にある天草の壱里島に出張を命ぜられた。そこで、“おもしろたわし”という謎の万能製品の製造方法を探り出せというのだ。しかし、その島では奇妙な現象が次々起こっていた。翔一は、島を訪れていたオカルトライターの機敷埜風天とともに解明することに…。
著者等紹介
梶尾真治[カジオシンジ]
熊本県生まれ。1971年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。代表作は『怨讐星域』(星雲賞受賞)、『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞受賞)、『サラマンダー殱滅』(日本SF大賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomtom
8
苦手なファンタジーな感じだったけど、その割には読むのに時間はかからなかった。2022/05/14
nyanlay
2
確か他の文庫本のうしろのページの、他文庫本の紹介で何となくおもしろそうだと思って図書館で借りてみた。で読みはじめの途中でまたうしろの紹介見たら、どうもファンタジー的かもと。で読了してみて、やっぱりファンタジー、SFだった。うん苦手なんだなぁ。さっぱり楽しめなかった。残念。2022/03/08
岩田貴雄
1
天草に壱里島があったね(違)。読んでると移住したくなる話である。あと、お美貴さんがヒロインじゃないとか。機敷埜さんが怪しすぎて、信用出来ないとか、物語がトントン拍子に上手くいくのが、違和感があったり、翔一君が、ちょっと察しが悪いじゃねえと思えたり、話が面白いが、詳細が気になって、ちょっと微妙な思いになった感である。2024/02/13
はれるや
1
常務の特命で熊本県天草の壱里島に出張になった宮口翔一。「おもしろたわし」とはいったい何なのか。それはどうやって作っているのか。おステ婆さんへの銀色ふにゃふにゃの恩返し。元気になったおフジ婆さん。トクヨシちゃんは常務なのか。信柄さん、うんぶくれびっさん、トメカ婆さん、機敷埜風天、パワースポット、核廃棄物最終処分場、コトちゃん。いろんなワードが謎を呼び、謎が解けて倍増し、加速して疾走する。エピローグはハッピーエンド。さすがカジシン。2023/12/04
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