徳間文庫 徳間時代小説文庫<br> 氏真、寂たり

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徳間文庫 徳間時代小説文庫
氏真、寂たり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198947064
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

歴史学者・小和田哲男氏(静岡大学教授)推薦!
「戦国史を見直す意欲的な作品が生まれた」

〝戦国一の愚将〟と称されても、したたかに乱世を生き抜く道を選んだ今川氏真。
その生涯を新視点で描いた歴史長篇

氏真は、権力者の前に立つ敗者ではなく、運命の変転に翻弄されながらも、
自ら封印した「天下静謐」という夢、しかもそれは図らずも父義元とも共有していた
夢に向けて、懸命に生き抜こうとする挑戦者として描かれることになった。
作者の筆の冴えと、ストーリーテラーとしての巧みさに、読者は大きく
心を揺さぶられるに違いない。
――歴史学者・平山優氏(解説より)

桶狭間の戦いで留守将として駿府にとどまっていた今川義元の嫡男・氏真は、
父の死と自軍の敗退を知る。敵の織田信長と同盟を結んだ徳川家康の裏切り、
国人領主たちの離反。ついに武田、徳川の駿河侵攻により今川家は滅亡、
氏真は流転の日々を送る。六年後、家康の仲介で武田との戦に加わるため、
氏真は仇敵信長に対峙する――。

内容説明

桶狭間の戦いで留守将として駿府にとどまっていた今川義元の嫡男氏真は、父の死と自軍の敗退を知る。敵の織田信長と同盟を結んだ徳川家康の裏切り、国人領主たちの離反。ついには武田、徳川の駿河侵攻により今川家は滅亡、氏真は流転の日々を送る。六年後、家康の仲介で武田との戦に加わるため、氏真は仇敵信長と対峙する―。“戦国一の愚将”氏真像を覆す歴史長篇。

著者等紹介

秋山香乃[アキヤマカノ]
1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三 往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く 河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

33
○氏真のイメージが変わる一冊であり、予想以上に面白かったです。本人も言ってますが、一生を振り返るといい人生になるのだなあと思いました。2023/09/04

YONDA

17
氏真は暗愚で公卿かぶれのどうしようもない奴との印象であった。が、本作での氏真は暗愚でもなく剣術に秀でている武将である。だが、優しすぎる。一武将ならば何とかなるだろうが、人の上に立つ大名となるとこの優しさが足を引っ張る。でも、人を思う氏真の心根は嫌いではない、むしろ好きだ。信長や秀吉にうつけ呼ばわりされても、生を全うした氏真と志寿の夫婦に拍手。そして氏真を主役にした作者にも拍手。近年の研究でも、氏真はそこまで凡将ではなかったようだ。2022/08/22

スプリント

12
新しい氏真像。 武田信玄の容赦ない侵攻が印象に残る。2022/02/13

kawasaki

8
氏真主人公の長編小説。2019初刊(静岡新聞社)の2022文庫化。著者あとがきに曰く、近年の歴史研究の進展で自身の氏真イメージが一新されたところで実現した物語とのことで、本作の氏真は剣聖で戦場に血をたぎらせるという、多分これまで多くの小説で描かれた氏真の中でもかなり「戦国武将らしい」人物像。戦場描写も躍動的で魅力的。時代を見る聡明さも十分すぎるほどある氏真がなぜ「大名」として生きることを捨てたのかが物語の中心。このため剃髪後は駆け足気味であるが、氏真が選び取った人生を見せて佳い作品。解説は平山優氏。2023/05/16

誰かのプリン

7
今迄、惰弱で暗愚の大名と言うイメージでしたが、本作品を読んでイメージが変わりました。勿論良い方に。後書きを読むと本作品がより史実に近いと書かれており、読んで良かったです。2025/02/07

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