出版社内容情報
俳優・東 ちづるさん推薦!
ベストセラー『白砂』の著者による社会派推理
老老介護の夫婦はなぜ死ななければならなかったのか?
京都という「古都」に潜む闇とは?
正義は人それぞれ違うもの。
自分が正しいと思い始めたら、怖い。
間違いの始まりかも。
――東ちづる
(俳優・一般社団法人Get in touch代表)
京都の地元情報誌の記者・国吉冬美は、尊敬するルポライターの杉作舜一が京都に来ていることを知る。
次回作の題材が老老介護で、冬美もよく知る医師の三雲が取材先を紹介したのだ。
だが訪れた取材先で、寝たきりで認知症の妻は絞殺され、介護していた夫は首を吊って死んでいた。
老老介護の末の無理心中?
杉作の事件調査に協力することになった冬美は、やがて哀しき真実を知ることに――。
29万部突破のベストセラー『白砂』の著者による社会派推理。
内容説明
京都の地元情報誌の記者・国吉冬美は、尊敬するルポライターの杉作舜一が京都に来ていると知る。次回作の題材が老老介護で、冬美もよく知る医師の三雲が取材先を紹介したという。だが訪れた取材先で、寝たきりで認知症の妻は絞殺され、介護していた夫は首を吊り死んでいた。老老介護の末の無理心中?杉作の事件調査に協力することになった冬美は、やがて哀しき真実を知ることに…。
著者等紹介
鏑木蓮[カブラギレン]
1961年京都市生まれ。塾講師、教材出版社、広告代理店などを経て、92年、コピーライターとして独立する。2004年、立教学院創立130周年記念行事「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」企画の一環として創設された第1回立教・池袋ふくろう文芸賞を短篇ミステリー「黒い鶴」で受賞。06年「東京ダモイ」で第52回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。