徳間文庫<br> 降格警視

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徳間文庫
降格警視

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198946784
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

●主な登場人物
・榊原准(20代後半)……下町の警察署の生活安全係の刑事。警視から警部に降格。何か大きなミスをやらかしたらしいが本人は決して口にしない。警察庁から所轄に来るって珍しいと言われるが、その理由について決して口を割らない超エリート。現場経験はほとんどない。しかし「下手に現場を知らない方が正しい推理が出来る。『岡目八目』と言うでしょう?」と開き直っている。いろんな「しがらみ」を因習と喝破して、あくまで正義を貫こうとする。「それが警察でしょう?違いますか?」
・小言幸兵衛のような、なまじっか頭のめぐりが良いのでどんどんと先へと妄想が膨らんで、まわりをてんやわんやさせる。

・榊鋼太郎……地元の整骨院の院長。私人逮捕マニア
・楠木太一……地元の居酒屋の大将。世話好き。
・小牧果那……鋼太郎の整骨院の受付の女の子。元ヤン。
・女子高生トリオ(ケバい純子、おとなしいかおり、真面目なメガネ女子瑞穂)
・鋼太郎の別れた妻(弥生)
・鋼太郎の娘(俊子・鎌倉在住)
・鋼太郎の息子(浩次郎・大学生)。

何故この男が左遷されたのか、その謎と、本庁復帰が成るかどうかが、もう一つの縦糸になる。

単純に見えるローカルな街の犯罪にも、奥深い闇が顔をのぞかせることがある。榊原にとってそれは、新鮮な驚きであった……。

警官がモグリの副業で性風俗店(ガールズバー、恋人代行サービスでも可)を経営しているとのタレコミが。
 調べてみると本当だった。しかも大繁盛している。同僚が観て見ぬフリをしていて、それをいいことにかなりのサービスをやって評判だった……。
 その警官は、仕事は真面目で警察情報をヤクザに流している形跡はない。「本人にはやんわりと説得するから、事を荒立てないで欲しい」と榊原は言われるが、彼は納得出来ない。
 しかし、そのその風俗店で、風俗嬢の殺人事件が発生。
「ドイツで起きた『フリッツ・ホンカ事件に似ている』と榊原。彼の頭には世界中の猟奇殺人事件がデータベースのように入っている。
「婆さんの売春婦の連続殺人に似ています!」
「いやしかし、今回の風俗嬢はまだ28だぞ。婆さんというのはひどい」
「仮に犯人が若者なら、28歳という年上の女は婆さんでは?」
 やがて、犯人らしい男が身柄を確保される。18歳の高校生で、はからずも榊原のプロファイリングが当たった。
 __人格障害を装う犯人と榊原の攻防

内容説明

ざっかけないが他人を放っておけない、そんな小舅ばかりが住む典型的な東京の下町に舞い降りたツルならぬ、警察庁の超エリート警視(だった)錦戸准。墨井署生活安全課課長として手腕を奮うが、いつか返り咲こうと虎視眈々。ローカルとはいえ、薬物事犯や所轄内部の不正を着々と解決。そしていま目の前に不可解な一家皆殺し事件が立ちはだかる。わけあり左遷エリートの妄想気味推理炸裂!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハゲおやじ

7
初読みの作家。かなりの本を出している作家だが、官能表現が噂になっていたので 手に取るのに躊躇していた。しかし、帯の文面を信じて購入。何となくだけど、内容が東川篤哉に似ていてホッとした。でも、一家皆殺し事件の犯人の描き方には 少し不満(偉そうだね)。それ以外は、ほのぼの感(現実離れ感)があって良い。私は、こういうのが好きだからね。自分の趣向を人に とやかく言われる筋合いは無いもんねぇ。ラストの一行が気になって ”2” を読みたくなった。しかし、本当の一作目は「私人逮捕」らしいので それを読まなきゃなぁ。2022/11/28

ドットジェピー

6
面白かったです2023/10/09

mercury

4
破天荒で面白い主人公たち。だが愉快な話の割に犯罪はエグい。2022/03/31

nkwada

3
タイトルからして降格させられたが有能な警察官が犯罪を解決する話かと想像したのだが、降格して警部となった錦戸はちょっと癖のある人物で、私人逮捕が趣味な鋼太郎が主人公な設定なコミカルなお話。推理関係なく疑わしい人物が犯人で、安易に話が進むので、そこそこ楽しめた。2023/11/30

Hachi_bee

3
@Adachi_O1958 @adachib ジャケ買いというかタイトル買いというか……。堅苦しくなく、エロくなく、グロくなく、安心して読めました。徳間文庫既刊の「私人逮捕!」も読まなくちゃなりません。 お二人の合作スタイルは?E・クイーン型か、初期の藤子不二雄型か、後期の藤子不二雄型か?後期藤子不二雄は合作とは言わないと思うけど。2021/10/26

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