出版社内容情報
深海4000メートルに存在する、海底実験施設《バブル》。
取材に訪れた鷲見崎遊は、そこで二週間前に、常駐スタッフが不審な死を遂げていたことを知る。
すでに自殺として処理されてしまったひとつの“死”だが、それはひとつだけでは終わらなかった。
連続して発生する怪死事件。
完全に密閉された空間の中で、なにが起きているのか。
携帯情報デバイスに宿る仮想人格とともに、事件の推理に乗りだす遊だったが……。
日本SF新人賞受賞作『M.G.H. 楽園の鏡像』の前日譚を描く本格SFミステリー。
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
解説 福井健太
内容説明
深海四〇〇〇メートルに造られた海底実験施設“バブル”。そこへ取材で訪れた雑誌記者の鷲見崎遊は、施設の常駐スタッフが二週間前に不審な死を遂げていたことを知る。そして、彼女の滞在中に新たな怪死事件が起きた。自殺として処理されていた最初の事件との関連が疑われる中、さらなる事件が発生。携帯情報デバイスに宿る仮想人格とともに、事件の真相解明に乗りだす遊だったが…。